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冉有

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ぜんゆう

中国の春秋時代の儒学者で孔門十哲の1人。

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「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著4年前

【蓋し均しければ貧しきこと無く、和すれば寡なきこと無く、安ければ傾くこと無し】Vol.421季氏(きし) 将(まさ)に顓臾(せんゆ)を伐(う)たんとす。冉有(ぜんゆう)、季路(きろ)、孔子に見(まみ)えて曰わく、季氏 将に顓臾に事あらんとす、と。 孔子曰わく、求(きゅう)、乃(すなわ)ち爾(なんじ) 是れ過つ無きか。夫(そ)れ顓臾は、昔者(むかし)、先王以て東蒙(とうもう)の主と為し、且(か)つ邦域(ほういき)の中に在(あ)り。是れ社稷(しゃしょく))の臣なり。何ぞ伐つを以て為さん、と。 冉有が曰わく、夫子(ふうし)之を欲す。吾が二臣(にしん)の者は、皆欲せざるなり、と。孔子曰わく、求よ、周任(しゅうじん)の言える有り。曰わく、力を陳(つら)ねて列に就く。能(あた)わざれば止(や)む…

#論語#季氏第十六#冉有

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「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著4年前

【利を見て義を思い、危うきを見ては命を授け、久要 平生の言を忘れざれば、亦以て成人と為すべし 】 Vol.346子路(しろ) 成人を問う。子曰わく、臧武仲(ぞうぶちゅう)の知、公綽(こうしゃく)の不欲、卞荘子(べんそうし)の勇、冉求(ぜんきゅう)の芸の若(ごと) き、之を文(かざ)るに礼楽を以てせば、亦(また)以て成人と為す可し。曰わく、今の成人は、何ぞ必ずしも然(しか)らん。利を見て義を思い、危うきを見ては命を授け、久要(きゅうよう) 平生(へいせい)の言を忘れざれば、亦以て成人と為すべし、と。(「憲問第十四」12) (解説) 子路が人格の完成者とはどのようなものであるかと質問した。孔子はこう答えた。「臧武仲の智謀、孟公綽の無欲、卞荘子の勇猛、冉求の才芸、そのどれかがあった上で、さらに礼で整合し、楽で…

#論語#憲問第十四#子路#冉有#臧武仲

「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著4年前

【如し政有らば、吾を以いずと雖も、吾其れ之を与り聞かん】 Vol.319冉子(ぜんし) 朝(ちょう)を退く。子曰わく、何ぞ晏(おそ)き、と。対(こた)えて曰わく、政(まつりごと)有り、と。子曰わく、其れ事(じ)ならん。如(も)し政有らば、吾(われ)を以いずと雖(いえど)も、吾其れ之を与(あずか)り聞かん、と。(「子路第十三」14) (解説) 冉子が政庁から退出した。孔子は「なんとまあ遅いのう」と言った。冉子はこう答えた。「大事件がありまして」。孔子はこう言った。「小事件であろう。もし大事件であるならば、私は現職ではないが、私に相談があるだろうから」と。(論語 加地伸行) 「政」、戦争や外交などの大事件、「事」、定期的なことなどの小事件 「冉子」、冉有のこと。姓は冉…

#論語#子路第十三#冉有

「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著4年前

【既に富めば、又 何をか加えん、と。曰わく、之を教えん】 Vol.314子、衛に適(ゆ)く。冉有(ぜんゆう)僕(ぼく)たり。子曰わく、庶(おお)いかな、と。冉有曰わく、既に庶し。又 何をか加えん、と。曰わく、之を富まさん、と。曰わく、既に富めば、又 何をか加えん、と。曰わく、之を教えん、と。(「子路第十三」9) (解説) 孔子は、衛の国へ行ったとき、冉有が車の御者を務めた。「人が多いな」と。冉有は質問した。「人が多いこの上に何を与えましょうか」と。孔子は「豊かにすることだ」と。冉有は「豊かにもすることができましたあと、何を加えましょうか」と。孔子は「教育だ」と答えた。(論語 加地伸行) 「子路第十三」4では、為政者が君子であらば、民が四方から集まるという。 「上 …

#論語#子路第十三#冉有

「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著4年前

【亦各々其の志を言うのみ】 Vol.281子路、曾皙(そうせき)、冉有(ぜんゆう)、公西華(こうせいか)、侍坐(じざ)す。 子曰わく、吾が一日 爾(なんじ)らより長(ちょう)ぜるを以て、吾を以てする毋(なか)れ。居(お)れば則ち曰(い)う、吾を知らざるなり、と。如(も)し爾を知らば、則ち何を以てせんや、と。 子路 卒爾(そつじ)として対(こた)う。曰わく、千乗(せんじょう)の国、大国の間に摂(せま)らる。加 之(しかのみならず)、師旅(しりょ)を以てし、之に因るに飢饉を以てす。由や之を為(おさ)むるや、三年に及ぶ比(ころおい)、勇有りて且(か)つ方を知ら使(し)む可(べ)し、と。 夫子(ふうし)これを哂(わら)う。求 爾は何如(いかん…

#論語#先進第十一#子路#冉有#公西華

「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著4年前

【大臣とは、道を以て君に事うるなり。不可なれば則ち止む】 Vol.278季子然(きしぜん)問う、仲由(ちゅうゆう)、冉求(ぜんきゅう)は、大臣と謂(い)う可(べ)きか、と。 子曰わく、吾 子を以て異を之問うと為す、曾(すなわ)ち由と求の問いか。所謂(いわゆる)大臣とは、道を以て君に事(つか)うるなり。不可なれば則ち止む。今 由と求とは、具臣(ぐしん)と謂う可きのみ、と。 曰わく、然(しか)らば則ち之に従う者か、と。 子曰わく、父と君とを弑(しい)せば、亦(また)従わざるなり、と。(「先進第十一」22) (解説) 季氏の子然が尋ねたことがあった。「仲由と冉求とは、大臣ということができるか」と。孔子は答えた。 「私にこれは異なことをおたずねなさる。由と求とについてであ…

#論語#先進第十一#子路#冉有

「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著4年前

【冉有問う、聞かば斯ち行なわんか、と。子曰わく、聞かば斯ち之を行なえ、と】 Vol.276子路問う、聞かば斯(すなわ)ち諸(これ)行なわんか、と。子曰わく、父兄 在(いま)す有り。之を如何ぞ、其(そ)れ聞かば斯ち之を行なわんや、と。冉有(ぜんゆう)問う、聞かば斯ち行なわんか、と。子曰わく、聞かば斯ち之を行なえ、と。 公西華(こうせいか)曰わく、由(ゆう)や、聞かば斯ち諸を行なわんかと問うに、子曰わく、父兄 在す有り、と。求(きゅう)や、聞かば斯ち諸を行なわんかと問うに、子曰わく、聞かば斯ち之を行なえ、と。赤(せき)や惑(まど)えり。敢えて問う、と。 子曰わく、求や退く。故に之を進めり。由や人を兼ぬ。故に之を退けたり、と。(「先進第十一」20) (解説) 子路が尋ねた。「何かを学びま…

#論語#先進第十一#子路#冉有#公西華

「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著4年前

【季氏 周公より富む。而るに求や之が為めに聚斂して之に附益す】 Vol.273季氏 周公より富む。而(しか)るに求や之が為めに聚斂(しゅうれん)して之に附益(ふえき)す。子曰わく、吾が徒に非(あら)ず。小子(しょうし)鼓を鳴らして之を攻むるも、可なり。(「先進第十一」17) (解説) 季子は周公よりも豊かであった。にもかかわらず、冉求は季子のために税を多く取り立て、季子をさらに富ませていた。孔子はいった。「もはや私の仲間ではない。弟子たちよ、まっこうからその罪を声(な)らして攻めてよいぞ」と。」(論語 加地伸行) 「季子」は魯国の実力者で、三桓氏のひとつ。 「周公」は、周王朝を建てた武王の弟周公旦ではなく、孔子と同時代のころに任ぜられた周公のことをいう。格は公爵で、天子…

#論語#先進第十一#冉有

「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著4年前

【子路は行行如たり。冉有、子貢は侃侃如たり。子 楽しむ】 Vol.269閔子(びんし)側(かたわ)らに侍(じ)す。誾誾(ぎんぎん)如(じょ)たり。子路は行行(こうこう)如(じょ)たり。冉有(ぜんゆう)、子貢は侃侃(かんかん)如(じょ)たり。子 楽しむ。曰わく、由が若(ごと)きは其の死然(しぜん)を得ざらん、と。 (「先進第十一」13) (解説) 「閔(びん)子騫(しけん)先生が孔子の側に在るとき、ふつうのさまであった。子路が勇ましく、冉有、子貢はなごやかに打ち解けていた。孔子は、その座の雰囲気を楽しんでいた。「由(子路)君は天寿を全うできるかな」と。」(論語 加地伸行) 「誾誾如」は中正のさま、「行行如」は勇壮なさま、「侃侃如」はなごやかなさま。「死然」は天寿を全…

#論語#先進第十一#子路#冉有#子貢

「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著4年前

【仁を求めて仁を得たり】 Vol.164 - 1冉有(ぜんゆう)曰わく、夫子は衛の君の為にするか、と。子貢曰わく、諾。吾 将に之に問わんとす、と。入りて曰わく、伯夷(はくい)、叔斉(しゅくせい)は何人なるや、と。 曰わく古(いにしえ)の賢人なり、と。曰わく、怨みたりや、と。曰わく、仁を求めて仁を得たり。又 何ぞ怨みん、と。出でて曰わく、夫子は為にせず、と。(「述而第七」14) (解説) 「冉有が言った。「孔子は衛の国君を助けようとされるだろうか」と。子貢は「よろしい。私がそのことをおたずねしてみよう」と答えた。子貢は孔子の居室に入り、質問した。「伯夷、叔斉はどういう人たちでありましょうか」と。 孔子は「古の賢人である」とお答えになった。子貢…

#論語#述而第七#冉有#子貢#賢人#仁

天朗気清、画戲鑑賞10日前

余談:『水滸伝』舞台の宋王朝の朝廷言葉など19:『孤城閉〜仁宗、その愛と大義〜』※補足1:画像は正午阳光官方频道(正午陽光公式チャンネル)で公開されている中国大河ドラマ『清平乐 Serenade of Peaceful Joy(邦題:孤城閉 ~仁宗、その愛と大義)』より引用 ※補足2:各単語のカッコ内に発音のカタカナ表記を記載するが、カタカナでは正確な中国語の発音を再現できない為、あくまでイメージとしての記載に留まる。 ①五更(ウーゲン/wǔ gèng) 西夏と宋王朝で戦争が起きようとしている。抗戦するべきか、融和するべきか。仁宗はその選択に迫られ、福寧殿(ふくねいでん/fú níng diàn)でひとり深夜まで机の上で熟考を重ねていた。いつの間にかそのまま寝てしまい、ハ…

四端録22日前

三行詩No.152〘前半〙(顔淵第十二②)○日曜日の夜、9月22日、自宅 ❖ 聡明のあるべき姿 可謂明也已矣、顔淵六 (子張から聡明さを問われ、水が染み込むような讒言や、身を切るような虚言に騙されない人こそ)聡明といえるだろう。 「聡明を夫子は定義されたが、あくまで『何ごとも過ぎる』子張の為の言葉、教育であり、万人に述べた教えではない、子張の仁だ」 #論語 ○日曜日の夜、自宅 ❖ 令和の論語 「儒学ブログで検索すると、建前、教科書のような綺麗事を述べているブログを散見する」 「美しき綺麗事をいう孔夫子の言葉に鳥肌が立つ、誰だろう、この人は」 「プラスチック製の人の温もりがしない、血の通わない夫子の言葉くらい不気味なものはない、令和版『…

「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著1ヶ月前

「日本人は滅びる」論争、ユニクロ 柳井社長の危機感「このままでは日本人は滅びる」と問題提起したファーストリテイリングの柳井社長の発言が話題になりました。「日本はもう中流階級の国じゃなくなった」「世界基準で考えたら日本は年収200万円台の国」、そんな嘆かわしい言葉が語られていました。 “このままでは日本人は滅びる” ファーストリテイリング柳井社長が語る危機感…世界から見て“年収200万円台の国”日本はどう生き残る?(2024年8月26日掲載)|日テレNEWS NNN かつて「ジャパン・アズ・ナンバーワン」といわれていたことが嘘のような凋落ぶり、柳井社長が危機感を抱くのも理解できます。様々な理由があってのことなのでしょうが、政治も企業も間違いを間…

四端録2ヶ月前

三行詩 第百四十六章(先進第十一②)○木曜日の午前、8月15日、病院 ❖ 子路の過ち 子路使子羔為費宰、子曰、賊夫人之、先進二十五 (魯の大夫である季氏に重臣として仕えていた孔夫子の高弟である)子路、同門の後輩である子羔を(季氏の領地である)費の長官に任命する。孔夫子はいわれた、子羔は学問が足らず、とても長官の任に耐えられまい。 「為政家とは剛毅公平、沈着であることを求められるが、子羔を費の長官に選んだ子路、含めて二人に不安を禁じ得ない夫子。愛弟子の子路ではあるが、その資質には今だ向こう見ずなところがあり、夫子は心配している(後に子路は衛の国に高官として仕えるが、夫子の心配の通り命を失うことになる)」 #論語 ❖ 言葉と行動 「…

四端録2ヶ月前

三行詩 第百四十四章(先進第十一②)○日曜日の夕方、7月28日、森 子張問善人之道、子曰、不践迹、亦不入於室、先進二十 子張、人を善足らしめる道を問う。孔夫子はいわれた、先王の教えを日々学び(日常生活で)実践する。これ以外に、どう、善に至る道があろうか。 「先王の道とは詩経、書経、礼記、春秋、易経を学ぶ、実践すること」 #論語 ○日曜日の夕方、森 「猛暑下での外出は(出来れば)避けねばならない」 「しかし、クーラーで冷した部屋に一日中閉じ籠もっていては、明日(仕事)に障る」 「最小公約数的な判断で森を歩いている、藪蚊、蝉の音、無風、茹だるような暑さ、これも南無阿弥陀仏」 #三行詩 ○日曜日の夕方、帰宅中 「夕暮の森を歩いている、…

四端録3ヶ月前

三行詩 第百四十三章(先進第十一②)○日曜日の夕方、7月21日、マクド 曰、然則師愈与、子曰、過猶不及也、先進十六 子貢はいう、それでは(過ぎる)子張の方が優れるということですか。孔夫子はいわれた、過ぎたるは及ばざるが如し。 「ABを比較する二元論ではなく中庸の徳を述べられている。物ごとは良い悪いで測れば収まるのではない」 #論語 ○日曜日の夕方、喫茶店 「週末の(自らの弱さからくる)不愉快な事象に心揺れる」 「田舎のNに長時間電話する」 「Nはお世辞も愛嬌もない、ただ真実をいう人だ、及び何の為の学問か、我ながらこの歳で全く出来てない、ただ、苦虫を噛み潰して呑み込む、そういう夜だった」 #三行詩 ○日曜日の夜、自宅 「遅々として…

四端録3ヶ月前

三行詩 第百四十一章(先進第十一②)○日曜日の正午、7月2日、自宅 曰敢問死、曰未知生、焉知死、先進十二 更に子路は問う、死とは何でしょうか。孔夫子はいわれた、未だ生を知り得てはおらず、どうして死を知り得ようか。 「十一語の漢字の内に、孔夫子の死生観が込められている」 #論語 「死とは何ですか、孔夫子に問う子路の心は、私たちと同じだ」 「先に肉親や友人を奪い、やがては自分をも消し去る死とは何ですか」 「かつて孔夫子はいわれた、知らない、ということを知ることが知るということだと。生きるということの真実を人は知り得ない、そもそも(人は)生とは何かと問うものではない。ただ学ぶ、学んだことを実践する、省みる、改める、そして学び続けること…

非天夜翔 日本語訳4ヶ月前

非天夜翔 相見歓 第46章ー第50章第46章 報酬: 段岭は渡された毒の処方を見て、薬を量り、調合した。誰に使うのだろう?薬の扱いは落雁城にいた時に覚えてお手の物だったが、武独の使う薬は独特で、大寒と大熱が同じ処方内にあったり、色々な毒が隠されていたりもする。 「これは何に使うの?」段岭は尋ねてみた。 「もう一辺聞いてみろ。出来上がった薬をお前で試すぞ。」武独が言った。 段岭は何も言わなかったが、武独は思い出した。そうか、こいつは死ぬのが怖くないのだから、そんなことを言われても気にしないか。はあ、全くどうしたことか。 段岭は調合できたものを摺って粉にし、蜜を加えて丸め、加熱した。おそらく暗毒の一種なのだろう。知らずに飲んだ後で、…

四端録4ヶ月前

三行詩 第百三十七章(先進第十一②)○日曜日の午後、6月9日、自宅 色斯挙矣、翔而後集、郷党篇二十三 山中、雌雉が人の気配に気づいて舞い上がり、空を巡ってのち再び樹に止まった。 「吉川幸次郎先生をして、難解、且つ謎のような章と評した郷党篇二十三、次に孔夫子が登場する」 #論語 曰、山梁雌雉、時哉時哉、、郷党篇二十三 孔夫子はいわれた、山橋の上に雌雉がいる、飛ぶも止まるも時に適っている、なんと時に適っていることかな。 「郷党篇は、最後のこの章のみ系統が異なる、宮殿での作法や食の好みから、いきなり山の橋を子路と歩くシーンとなる」 #論語 子路共之、三臭而作。郷党篇二十三 (雌雉を見て言葉を発せられた孔夫子をみて)のち子路は雌雉を捕ら…

「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著8ヶ月前

過去最高値更新手前で足踏みした日経平均株価、漂う高揚感、株価上昇は続くのか昨日の東京株式市場で日経平均株価が急騰、バブル期の過去最高値3万8915円87銭にあと約50円まで迫ったといいます。ただその後は半導体関連に売りが出て、更新とはならなかったようです。 この株価上昇を受け、経済同友会の新浪剛史代表幹事が会見で、「ぬか喜びをしない方がいい」と述べたそうです。また「街中のムードと株価の大きな差は注意しないといけない」とも語ったといいます。 人材流動化への期待が背景 市場裏切らない政策を―株高で新浪氏:時事ドットコム この株価がわれわれの経済力だと思わないほうがよい。経済力は消費が引っ張っているわけで、(いまの株価は)消費にそのままつながっているということはない。期待…

syusyunakのブログ10ヶ月前

孔丘《下》 宮城谷昌光2020年10月10日第1刷発行 去来する人々 孔丘が教場に帰ってきた。子説の兄季仲孫何忌が入門した。孔丘は仲孫家に出向いて学問と礼を教えた。陽虎は不快感を覚え、いずれも孔丘を始末する意いを強く抱いた。 兄弟問答 孔丘に政治のことを尋ねて平凡な答えを聞いたと思った何忌は、孔丘を無能だと言い、子説は兄何忌が肝心なことを見ていないと言い争いになった。 陽虎の乱 季孫意如が亡くなり、仲由の主君が季孫斯に変わった。陽虎は季孫斯を監禁し、やがて季孫斯は陽虎の言いなりになり、仲子路を罷免した。 魯の実権 魯の陰の国主は季孫氏と言って良く、陽虎が実験を握った。 迫る牙爪 顔無繇の息子顔回の第一印象は魯鈍で、…

四端録10ヶ月前

三行詩 第百十九章(述而第七②)○日曜日の午後、12月24日、ウオーキング 冉有曰、夫子為衛君乎、子貢曰、諾、吾将問之、述而十四 衞の霊公の太子蒯聵、霊公の夫人南子を追放しようとして失敗し、晋国へ亡命。後、霊公が死去、蒯聵の子、輒が即位する。晋の趙鞅、亡命した蒯聵を即位させようとして衞へ出兵、内乱が始まる。孔夫子一行は衞に滞在中でもあり、冉有がいう、孔夫子は衛の君主を助けられるのだろうか。子貢がいう、私もそのことを孔夫子にお尋ねしようと思っていたところです。 「霊公といい、あの南子といい、碌でも無いし、太子蒯聵の肩を持ちたいところだが、隣国の兵を率いて内乱とは民のことを蔑ろにし過ぎる。つくづく酷い時代だと思う」 #論語 ○日…

四端録10ヶ月前

三行詩 第百十五章(雍也第六②)○日曜日の午後、11月26日、マクド 哀公問、弟子孰為好学、孔子対曰、有顔回者、好学、不遷怒、不弐過、不幸短命死矣、今也則亡、未聞好学者也。雍也三 魯の君主である哀公が問う、弟子で学問を好む人はいますか。孔夫子はいわれた、顔回という者がいました。学問を好み、怒りに惑わされることもなく、過ちも二度繰り返すこともなかった逸材でした。不幸にも短命にて世を去り、以降、学問を好む者を聞くことはありません。 魯の君主である哀公が問う、弟子で学問を好む人はいますか。孔夫子はいわれた、顔回という者がいました。学問を好み、怒りに惑わされることもなく、過ちも二度繰り返すこともなかった逸材でした。不幸にも短命にて世…

「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著1年前

北の衛星打ち上げ成功を渋々認めた政府カタールや米国の仲介で、パレスチナ ガザ地区での休戦が実現し、ハマスが人質13人を解放し、赤十字国際委員会に引き渡されたといいます。 イスラエルから拉致された人質13人、ハマスが解放 ガザの休戦で | 毎日新聞 この他にも拘束されていたタイ人12人も追加で解放されたそうです。この解放はイランの仲介によるものだといいます。実利を求めた各国の仲介努力が実を結んだということなのでしょうか。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); ガザ地区の住民からは「よかった」「この停戦が戦争の終結につながることを願っている」と安堵の声が上がっているそう…

四端録1年前

三行詩 第百十二章(公冶長第五②)○日曜日の朝、11月5日、森 子謂南容、邦有道不廃、邦無道免於刑戮、以其兄之子妻之。 孔夫子、魯の家老である孟孫氏の子息、南容を評す。仁徳によって国が治められているのであれば厚く用いられるであろうし、仁徳が国に無くとも刑罰を受けるようなことはない人物だ。孔夫子は兄の娘を嫁がせた。 「身柄も良く、慎み深い堅実な人物であったらしい。のち先進第十一で再登場する」 #論語 ○月曜日の朝、通勤 子謂子賤、君子哉若人、魯無君子者、斯焉取斯。公冶長三 魯の国には君子はいない、という噂を聞いた孔夫子は、弟子の子賤を評していわれた、君子とは弟子の子賤のような人をいうのだ。魯の国に君子がいないなら、彼は誰に学んで…