つぶやくdorotanuki (original) (raw)

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爽やかさを連想する五月、でも実際は雨と暑さの繰り返し、気温差など、気象変化の荒々しさを感じる日々。

5 月3日(金)「洞窟の囚人」という言葉を新聞の社説で知りました。哲学者プラトンの言葉だとか。洞窟を国家にたとえ、縛られた囚人を私達、国民に例えています。動けない囚人達は洞窟の壁に写される影を真実と信じ込まされています。ある日、一人の囚人が束縛を解き外の世界、真実を見ます。そして縛られた仲間に真実を告げるのですが、影絵しか知らない囚人達は信じない、と言うたとえ話です。紀元前の哲学者、凄いですね。

これが今の日本の状況では無いかと訴えていました。過去10年間、安部、菅、岸田の政権下では「**閣議決定」で国の運営を決めるやり方が定着しました。国会の議論は無く、TVラジオ等のマスコミの追求もおさえ込み真実を覆い隠し「決まった事だから仕方が無い」という雰囲気が醸成されていく。5月3日の憲法記念日、改めて日本国憲法が制定された戦後に立ち返り、今現在の政治を私達自身で考える事**が大事だと感じました。

<帰省:先月末、法事で帰省 庭先の変わらぬ赤き芍薬姉が育てていた芍薬は今年も花をつけていた。一年が過ぎていくのは、本当に早く感じる。

深呼吸見上げる先の山笑う:田舎の山は新緑の色、クヌギの若葉が山肌を彩り、麦畑も色づき始めていた。

諫早干拓地)諫早有明海を鉄の扉で締切った干拓地にオオヨシキリの姿を求め行った。賑やかに鳴く声は聞こえたが、まだ葦の穂が出ておらず、葦に捉まり鳴く姿が見られず残念。畑の脇、草地にいた白鷺。

右手奧の潮受け堤防で締切られた有明海を望む土手には、赤い色の**ベニバナツメクサ**の群生が広がっていた。

ベニバナツメクサの別名は「**ストロベリーキャンドル」日本ではシロツメクサと同じ詰め草**。ガラスなどの荷物の間に「詰め物」とした事からついた名前らしい、同じ花でもロマンチックな名前をつけた海外との違いが面白い。

干拓地を緩やかに流れる川に、数羽の鳥が小魚でも捕っているのか群れていた、近づいて観察する。

その中に、今回初めて見る「セイタカシギ」がいた!その名のように、上から餌を探すためか足が長い。

同じ場所に居た足が短い「タカブシギ」も初めて見た。名前を検索すると、鷹斑(たかふ)は猛禽類の羽に入る模様との事で、タカブシギの羽にも鷹の羽のような模様があります。

写りが今一だけど拡大してみます。鷹の羽のような模様が何となく見えるでしょうか?

元々、ここは魚達の産卵場所で野鳥たちも来る豊かな干潟。人間が締切り海の生き物は大きな被害を被った。渡り鳥達は通い続けているのだろう。でも作り出された農地は思惑通りには活用出来ず、人が力ずくで自然を変える無謀さの証明だけが残った。入植した農家も、海を無くした漁業者もそこで生きていたユニークな生物も皆、被害者だ。大規模工事で大手ゼネコンと関係者は潤っただろうが、自然は破壊され、結局農家も漁民も取り残された。昔からの伝統的な干拓の方が、人間も動植物も順次適応でき、自然環境が継続されていた。

ここの潮受け堤防が閉じられてからもう27年!有明海奧のこのエリアは、独自のユニークな魚介類たちを育み、豊かな海を支えていた。漁業者は何度も開門調査を要求し、やっと福岡高裁が認めた開門調査を最高裁が取り消すなど、国の姿勢が自然の再生を目指す漁民達を苦しめ続けています。子供の時、干潟で遊んだ自分も海が死んでいくという言葉に、暗い気持ちです。地元では漁業者を核に、皆で有明海の再生を目指しているそうです。

この日、干拓地堤防には散策に訪れた人達の姿もチラホラ見られました。

ちょっと一休みかな。

ベニバナツメクサの蜜にやって来た蜂。

でも、こちらが少し近づくとすぐに、飛ぶ体勢に入った。

<長﨑街道、多良街道>江戸時代、北九州の小倉から長﨑までの主要な脇街道だった長﨑街道は大村を経由する山岳ルートでした。長﨑の海外窓口、出島にはポルトガルなどから船便で砂糖が大量に運ばれ、日本国内に流通していました。当時は貴重だった砂糖、このことから長﨑街道はシュガーロードの異名もありました。

また、佐賀藩がその脇幹線として整備した多良街道は有明海沿岸を通るルート。他の藩の領域を通らず長﨑に行けた、との事。長崎街道多良住環・多良道・諫早街道等と呼ばれました。江戸時代には藩が小さな国家だった事を感じます。今、多良街道は国道207号線が通り、締切られた干拓地は途中の諫早から島原半島方面へ入った場所です。

(多良街道の石仏と石碑)

その多良街道の途中、有明海沿いの小高い丘に、サギをテグスなどの罠で駆除していた場所が有りました。以前の帰省で殺された鷺を見て、何故そんな事を!と怒りを覚えたが「大量の鷺の糞で草木が枯れた為」と聞きました。今は罠では無く鳥を大きな音で脅す装置に変わりましたが、もう鷺はいませんでした。そこで見た石碑と仏像。これが何の碑か?文字が難しくて読めない!そこでパソコンのAI検索で文字を検索して見た。

石碑の文字を自分なりに検索し現代の文字に変換したので、間違っているかも知れないが、何とか写真から文字を現在の漢字に変換し質問を試みる。まず中央の大きな文字を「萬法師一」と読み取りこの意味を質問。

(回答)この言葉は、深い哲学的意味を持ち禅宗の教義や仏教の思想に基づいています。「萬法」は、宇宙の絶対的本体から派生したものであり、結局唯一の絶対的本体に還元されてしまうという意味です。「師一」とは、絶対的な本体或は真理を指します。禅家では「自性」「主人公」「本来面目」とも言われます。

碑文、右脇の文字を「龍坤民 南鳴一」と読み取り同じく質問。

」(りゅう):「龍」は、日本や中国の伝説や神話に登場する神秘的な生物で、龍の姿はしばしば雲を背負い、空を飛ぶ姿として描かれます。龍は、力強さ、知恵、長寿、幸運、そして天の存在の象徴とされています。

」(こん):「坤」は、中国の易経(I Ching)に登場する八卦(Bagua)の一つで、地を表します。地は安定、忍耐、柔軟性、母性、受容性を象徴しています。

」(みん):「民」は、人々、国民、一般市民を指し社会的な共同体を構成する個々の人々を表します。

」(なん):「南」は、方位を示す言葉で、南を指す。南は太陽の方向であり、暖かさや成長を象徴します。

」(なる):「鳴」は、音を立てる、鳴る、鳥が鳴くなどの意味を持ちます。

」(いち):数学的には「1」を表します。単一、唯一、統一を意味します。

昔、街道を通る人々の安寧を祈念し、石碑と仏像を海を見下ろす場所に据えたのか?と勝手に思いました。何か分かったような気分にしてくれるAI検索には驚きです。でも、結局本当の意味は良く分からんままですが。

今回、元々はサギの繁殖地で見掛けたエナガ達。

ちょっと離れた所を飛んでいた鷺、何処か近くに安全な営巣場所を見つけたのでしょう。

丘の登り口にあった、栴檀センダンの花。この時はまだ蕾だった、5月には綺麗な花をつけたことだろう。

「佐賀国際空港」今回初めて利用した、田圃の中の国際空港?!周囲には色づきだした麦畑が広がっていた。頑張って国際空港などと名乗っているけど、自分の帰省には目的地が近くなった分、福岡空港のように高速道路を使わずに済むし、帰省時はローカルなこの国際空港経由で良いかな、と思いました。

小さめの飛行機で羽田へ戻る。やはり満席になるほどの人は乗っていなかった。インバウンド頼りの経営かな?これからも、潰れないようほどほどに頑張って欲しいナ。

(飛行機の窓から見ると雲海が広がっていた:雲の上は蒼い空、雲の下は雨でも降っているのだろうか。)

「地球の中心」5月19日の新聞、科学特集、地球の中心に命を守る力!と言うタイトルの記事が面白かった。(参照記事の執筆者:東大理学部地学科教授:廣瀬敬博士)地球の地表から中心までは6400km地表・地殻は6kmから30km。地殻の下が**マントルで約2900km、その下が「コア」で液体鉄の外殻と固体鉄の内核で出来ているマントルは時折、地震発生時等に聞く事があるが、その下の「外殻(液体鉄)」内核(固体鉄)」は初めて聞く。液体の鉄、とは溶鉱炉の中**みたいな物か?

(一眠りしていたら、思ったより早く東京に近づいていた。海ほたるが右手奧に小さく見えていた。)

自分には超難しいが、**マントルの下のコア、ここで液体の鉄!上下に対流し「磁場」が出来る、この磁場のベールが地球全体を包み、太陽から放射される太陽風を遮る。この磁場のベールで、大気と海が守られている!と言う事らしい。同じ惑星の火星はコアの対流が40億年前位に止まって、その2億年後に海が失われた**そうです。今、太陽の動きが活発で、地球にも影響があるのでしょうが、人間自身が戦争や無駄な都市化などで地表を破壊し続けない事を望みたいですね。都市化による温度上昇も結局生き物の命を脅かしています。

羽田空港へ着陸のため降下、機体右手にD滑走路カナ?が見えてきた。)

昔、学校で磁石に銅線を巻き付けて電池をつなぐと電磁石になる?そんな簡単な実験をして、クリップがくっつくのに驚いた記憶があるけど、この地球の内側にでっかい磁石のような物があって、しかも地球を守っているというのは何だか不思議です。でも北極がN極で南極がS極、磁力線が南極と北極を結んでいる、という図は見た記憶があります。私達の生活が磁力に守られている、というのは想像できませんでした。2億年前までは火星にも生物が居たのかも知れないですね。タコ型かな?

無事着陸、思ったよりはスムーズなフライトで良かった。この到着ゲートは地方空港行きをまとめたようなゲートで、飛行機を降りて荷物を受け取った後、バスに乗りメインの到着ターミナルに行く必要がある。

今回、田舎で見たベニバナツメクサストロベリーキャンドル」の花言葉は「胸に火を灯す」「素朴な愛らしさ」「幸運を呼ぶ」などがあるそうです。できれば、いつまでもこんな小さな花とも一緒に過ごせる世界であって欲しいし、殺し合ったり、破壊し続けたり、戦争が無くなる地球に近づいて欲しいですね。

花粉と黄砂に包まれた四月

毎年飛んでくる黄砂そして花粉、今年は量が多かったように感じました。車はいつも粉?まみれでした。駐車場に咲いた小さな花。検索して名前を探したがマツバウンラン、と言う名前の草に似ているようですが?

4月2日(火)小さな花壇に花が開き始めた:フリージア。昼の夏日と夜の冷え、最近は寒暖差が大きい。

ノースポール(クリサンセマム):沢山の白い花が咲く様子が北極を連想させる事からついた名前だとか、元は商標名。昨年のブログで「木春菊」の仲間と書いてしまったが、同じキク科でもフランス菊属とのこと。

ビオラは3月から咲き続けている。

まだ蕾のままのフリージアもあった。

小手毬も寒そうで、まだまだ蕾のままだ。

4月7日(日)朝:雨上がりの花壇

4月7日(日)午後:雨は上がり小学校のソメイヨシノは満開の花をつけていた。

4月10日(水)「江ノ島に隼を見に行く。」

久しぶりに隼を見に行く事にした。午前9時過ぎに江ノ島到着。念のため大潮で干潮時に岩場を歩きやすいこの日を選ぶ。島の外海側、磯場は岩棚に囲まれ側面には崖がそそり立つ。以前はその聳え立つ岩の途中に隼の巣があったような記憶がある。

近くの海には漁船や釣り船が出ていた。

堤防から岩場に降りて歩き出すとセキレイイソヒヨドリの雄、雌などが姿を見せてくれた。

イソヒヨドリ

イソヒヨドリ

今回は9年前の記憶をたどり海の岩場に出たが、すでに数人のカメラマンが先を歩いていたので後を辿り歩く。少しまごついていたら、とても親切な人がいて、撮影場所を教えてくれた。しかも、巣から出ていた隼、肉眼での確認が出来ずにいた自分を見て、カメラ位置を調整し隼を捉えてくれた。

その人の情報ではすでに抱卵していて雄と雌が入れ替わりをするのでその時が狙い目だよと、撮影チャンスまでも教わる。セットして貰ったカメラで最初に見えたのは?ん?なんじゃあ、コレ??

どうやら巣の外に出て、餌を食べ毛繕いにかかっていたようだ。首を回したり体操をしているかの様だ。

よく見ると片足を上げている。器用だなあ。

やっと隼らしい姿。

ヤレヤレ

近くの岩にはセキレイ?よく見るとこちらも自分の体に嘴を入れて、かゆいのか?

ハヤブサは少し場所を変えて、餌を啄んでいるのか?爪を綺麗にしているのか?

おお!飛ぶようだ、でも動き出すと上手く合わせられない!!

待て待て!

ゲゲゲ!!!見失うよ!!

この後、肝心の巣穴での雄雌入れ替わりは、思った以上に早くおわり、全く合わせられず!!残念。この岩の中腹の窪みが、巣穴なのを教えて貰っていたのに。気がつくと入れ替わった方は飛び去っていた。

以前、姿を見掛けた場所、この木の中で休んでいたような記憶があるが。もうここにも姿は無かった。

ここの崖の岩は崩落することが多く、以前の営巣場所も崩れたらしい。その跡は赤っぽい色が残っていた。

どこかに行ってしまった隼?でも相変わらずイソヒヨドリは元気に飛んできてくれた。

この後、ハヤブサの動きも無くなりお昼近くになったので、足元に注意して帰る。海水に濡れた場所や海藻には気を付けないと滑ってしまいそうだった。

この日は天気が良くて助かったな。定置網のため?か重機のような設備が乗った舟もいた。

今回、肝心な姿が上手く捉えられなかったのは残念だったが、久しぶりにハヤブサを見ることが出来たし、沢山のカメラマンが来ている姿や、何より親切に教えてくれた人と出会えたのが嬉しかった。

**4月13日(土)**小手毬が少しずつ開き始めた。

4月17日(水)近所の藤の花、去年より大きくなった感じがする。

見ていたら花の中にチラリとクマバチの姿?黄色と黒の体が中央上部の葉っぱの間に隠れています。

4月18日(木)気がつくと花壇のハナミズキも開いていました。

4月20日(土) 近所の小さな公園を飾るツツジの花

公民館の庭の八重桜

下を見ると、花は大分散っていた。

4月23日(火)

4月はこの後、帰省する予定。ちゃんと飛行機に乗れるかが不安だ。搭乗システム変わりすぎ!もはや、世間について行けないことを痛感している。

雨の駐車場。まだ冬を思わせる冷たい雨の日や急に気温が高い日が来たり、春先は不安定だ。

3 月1日 (金)脳外科の検査結果や花曇り この日脳のMRI検査結果を確認しに病院へ。継続検査の脳動脈瘤は二年前とほぼ同じ。最近の物忘れに何か関係が?と少し気にしたが、関係は無いようだった。

3 月2日 (土) 自民党派閥の裏金問題>政治屋と豪商つなぐ山吹の 時代劇で見る、重箱の底の小判は今も?政治資金パーティでの金集め、これは政治資金規正法が禁じる企業、団体からの献金と同じ小判だ。大企業・業界団体側は「要求」と引き換えに献金をし、自民党はその要求に忠実に答えた。典型が法人税の推移、税率は1980年代の42%から2020年代に23.2%とほぼ半減、一方消費税は発足時の3%から3倍以上の10%になっている。大企業や企業団体の負担を半減にし国民全員の消費税をアップ、最近は零細業者もインボイス制度で徴収を強化した。大企業は消費税分を下請け会社に負担させるなど、自社の収益性をしっかり守っている。

●ドンドン国の屋台骨が錆びて来ており、この先が心配になる、止まっている鳩達もそう感じているかな?

3 月3日 (日) <景気が悪くなっている>山吹の花遠ざかる里を行く

※江戸時代の隠語、山吹=賄賂

この結果、大企業を中心に内部留保は増大、でも中小や零細企業、働く側は実質賃金の落ち込みで家計消費も落ち込み、結果として日本経済は停滞している。規模の小さな中小企業は法人税の恩恵も少なく従業員の賃金上昇が出来ず、一部の富裕層や政治家のみが潤う結果。現実は、戦前か江戸時代かよと思うのが、今の日本の姿。

3 月4日 (月) 顔見せの時期を違タガえて国会議員 (※顔見せ興業=冬の季語)

景気の落ち込みが一層の少子化も招き、政治に期待する「富の配分、負担の共有」は崩れ偏っているのが今の日本の姿だ。「裏金問題」で自民党国会議員の数人が、その場しのぎにTVで顔出ししたが、予想通りに何の解決にも繋がらなかった。疑惑への回答は何も無く「自分は知らない!」では不信感と混迷を深めただけ。

3 月5日 (火)能登地震からの復興>

こんな政治の中、1月の能登半島地震。被災した人達は必死に復興を目指しているが、政治の支えは見えない。今回の能登半島地震、住民の反対運動で凍結された**珠洲原発がもし存在したら、予想震度の「8倍」だった実際の地震で「放射性物質が漏れる事故も起きた可能性」を指摘されている。「フクシマ」と同じだったかも! <屋内避難する**>その建物は壊滅的な状態でした。原発地震国日本には必要が無い証明の出来事だった。

3 月6日 (水) 原発の立地条件>1

日本の国土は、地震・火山噴火などの災害が発生しやすく、世界で発生したマグニチュード6以上の地震のうち20.5%が日本で発生しています。また、活火山は世界全体の7.1%がこの日本に集中しています。日本の国土面積は世界の「0.25%」で、非常に高い**地震発生率**であることがわかります。(地震情報サイトJIS、参照)

3 月7日 (木) 原発の立地条件>2 過去に大きな地震が発生した地域

米地質調査所のデーターによると、大地震エリアは東南アジアから伸び上がり、まともに日本列島の下を通りロシア、アラスカ、アメリカの西海岸、南米へと続いています。日本列島は何処に原発を作っても大地震エリアの上です。原発設置数が日本より多いアメリカやヨーロッパの原発施設は、ほぼ危険地域を避けています。

3月8日 (金)都心にも雪が降った日。

地震震源と火山の殆どは地球上の特定の場所に線状に細長く分布し、これらの殆どがプレートとプレートの境界にあります。日本は、複数の海洋プレートと大陸プレートの境界に位置しているため、プレート境界型の巨大地震や地殻内地震なども発生しています。海岸線は入江等により長く複雑なため、地震の際は津波による大きな被害も発生しやすい特徴があります。(東日本や能登地震でも津波発生、甚大な被害を及ぼした。)

3月9日 (土) 原発の立地条件>3 何故、地方に原発建設が多いのか。

電力の消費量は当然、都会が多い、でも発電所は地方に分散している。水力のように自然の中で発電するしか無いシステムなら仕方が無いが、安全な原発なら都会に近い方が送電コストも安い筈。そうできない理由があったのか?国は原発の不安定さ、事故の脅威は充分に認識して「金で地方に押しつける」と言う政策がとられている?と勘ぐってしまう。東京を初めとする大都市の再開発は急速に膨張し、多くの電源を必要としている。人口減少の流れの中、都会と地方のアンバランスはより広がり、原発事故が起きた地方は、見捨てられる。

3 月10日 (日) 原発の必要性?> 散ってしまった早咲きのヤマザクラ

原発を止めない理由の一つにはプルトニウムの製造もあるのか?と余計な事まで勘ぐってしまう。日本のプルトニウム保有量はすでに中国の保有量の10倍に相当する、とプリンストン大学の元教授が述べていた。日本の再軍備には当然、核武装の可能性があり、プルトニウムが重要と考える政治家達もいる筈だ。戦前のように、核保有で強大な軍事力を持ち「米軍の先兵」としてアメリカの世界戦略に組まれていくのか?沖縄だけで無く、日本列島全体を「不沈空母」と言った総理大臣が、昔いた事を思い出す。今、南西諸島の基地化が始まっている。まるで第二次世界大戦で沖縄の首里城などに複数の本部を置いた狂気の再現だ。オスプレイの運用も墜落事故の原因は国民に説明無しのまま、再開すると言っている。平和憲法は骨抜きにされている。

3 月11日 (月) <311地震からの復興>

13年前の**東日本大震災**、原発事故の教訓は生きたのか?!残念ながら今も「原発ありき」の政策のままだ。3月9日のTBS報道特集で現在の被災地の姿を紹介していたが、未だに除染されない土地が放置されている。数百年もの歴史ある農地が「立ち入り禁止区域」のままで放置され、先祖の土地で農業をもう一度、と願っていた人達を拒み続けている。国が先導して元の生業を取り戻す、と言うのが本来あるべき姿だが13年後の今、先祖代々造り上げた農地、貴重な表土は放射能汚染で使えず、数百年の歴史が汚染されたまま、立ち入り禁止のままで再出発すらも出来ていないエリアが残されている。

3 月12日(火):房になった小さな花は「キブシ:五倍子」という名前だった。春先の山でメジロや山雀ヤマガラたちがこの花を啄んでいた。後で調べると、この木の実を乾燥させ粉にして、昔は「お歯黒」の原料にしたらしい。そのは擬宝珠のような形で黒褐色。なぜお歯黒をしたか?特に江戸時代は既婚女性がお歯黒をした。どうやらその理由の一つは、虫歯予防だったらしい。お歯黒をしている人の歯には、虫歯がほとんど無い事が分かった!キブシ粉には約60%もタンニンが含まれていて、歯や歯茎のタンパク質を強化して細菌による溶解を防ぐ効果があるとか。白い歯では無く「歯が黒く輝いているほど美人」とされ、毎朝、歯をきれいに清掃し、お歯黒を塗っていたらしい。既婚女性のカルシュウム不足を案じた、昔からの知恵だったのだろう。残念ながら、今はお歯黒を見掛けることは無い。美醜はヒトの意識が作る。

<野鳥を見に行ったが、ヤマガラ(山雀)とメジロだけが顔を出してくれた。>

戦争の危機が、日本にも近づいている世界情勢かと思わされる日々。そんな中で原発を多く抱えることが、国土防衛の大きなリスクになる事例を、ウクライナ原発で見せられた。自然災害だけで無く戦争への備えとしても、原発を減らすことは重要だと思う。手に負えない設備をこの地震国に作るという無謀な策は早く撤回し違う方法に切り替えていく方が良いと思う。が・・・

ヤマガラ:柔らかい木の芽をパクり!丁度、良い瞬間に出合えた。>

3月13日 (水) <世界のリーダー達> 序曲『 1812年 』ナポレオンのロシア侵攻を破ったロシアの交響曲チャイコフスキー作曲。個人的に思い出深い曲だが、3月のロシアの大統領選挙、誰もが予想したようにプーチンの圧倒的勝利で終わった。唯一の対抗馬でもあったナワリヌイ氏を殺害し選挙ボイコットなどにも強権的な監視体勢を敷き、占領地のウクライナ領土でも選挙を強行した。一方、アメリカのリーダー、大統領選もトランプ氏とバイデン氏の再戦でどちらも超高齢。この先の世界情勢が不安になるリーダーしか居ないのか?

3月14日 (木)<足の間に啄ツイバンんだ木の芽を固定し、嘴でコツコツと食べていた。> 今、世界中を戦争のムードが覆って来ているようなニュースが多い。ロシアとウクライナはロシアが優勢になっている。イスラエルハマス殲滅戦争、パレスチナ領土を消して結果としてイスラエルの領土拡大を狙っているのだろう。そして国連は機能せず。世界の流れを見たら、日本も軍備増強の雰囲気を膨らませている感じがする。軍事予算の増加をも閣議決定!まるで時代は巻き戻され、明治に戻っているかのようだ。

3月18日 (月) 日本は自民党の裏金なんかで揉めてる場合では無い、無駄な戦争に巻き込まれないような真の防衛を考える時期だ。地震などの自然災害そして原発問題、戦争、人口減、日々の物価高や低賃金で生活が成り立たない恐怖など不安の種は山ほどあるが、何よりこの国にも信頼できるリーダー達がいない。これが一番の脅威だと思う。明日の朝、全てが解消していたら嬉しいのだが。と、ヤマガラがつぶやく。

3月23日(土)

3月もブツブツ泡を吹くように、独り言を言っている内に、ソメイヨシノの開花予想などがニュースになり始めている。意外に寒い日や雨の日なども多かった3月。でも基本的には温暖化が進行している気候。**原発が温暖化防止、CO2削減のために必要**という話も聞くが、13年前のフクシマでの事故被害のその後や、処理できない核のゴミで土地も生活も元に戻せない現実に、やはり元凶である原発を無くす重要性を痛感する。

3月24日(日)大相撲春場所で新入幕の「尊富士」が110年ぶりの新入幕優勝を果たした。何か一つでもホッとするようなニュースが聞きたいと思う春、久しぶりに見ていて興奮した。前の日、右足首靱帯を痛め車椅子で戻る姿にこれはもう終わりかな?と思っていたら、治療を施した右足で強敵に勝った!チョンマゲの勝者。

今月は、特に原子力発電所についてブツブツ泡を吹いてしまった。東日本大震災の被害を考えても、戻せない被害に言葉を無くしてしまう。特に昔からの農業や漁業が取り返しが付かない状況になる現実を、政治はもっと真剣に取り上げて貰いたい。

3月26日(火)米大リーグ、大谷選手の元通訳だった水原氏の違法スポーツ賭博事件。今まで、大活躍のニュースばかりを流していた日本のマスコミもファンもこの日の会見を注目していた。今日のTV報道によると本人は改めて賭博行為への関与を否定した。ただ難点は送金時の関わりで、米国司法に詳しいコメンテイーターは本人関与が必須の電子送金、450万ドル:7億円弱の金額を本人以外がやったと、米国の捜査側やマスコミは信じないだろうと、球団側や本人の説明に疑問を呈していた。果たしてどうなるのか、多くの人が見守っている。

<2月:如月・衣更着(草木が更生:元の状態に戻るという意味)>

2月15日(木):以前、TV放映されどんな場所か興味があった「江ノ浦測候所」へ行く。朝九時過ぎに最寄り駅から「**根府川駅**」を目指す。生憎の曇り空だったが、東海道線小田原駅で乗り継ぎ二駅目の目的地に到着。目の前には相模湾が広がっていた。

降りたのは数人、無人駅だった。自分の田舎の駅も、今は無人駅になっている事を思い出す。

駅構内には「関東大震災の慰霊碑」があった。1923年:大正12年関東大震災発生時の列車事故により112人が犠牲になった。当時の駅舎や、到着した列車も2両を残し海中に没した。2024年の今、能登地震もあり101年前に起きた関東大震災が身近に思えて来る。

根府川駅で予約した目的地までのバスに乗り、狭い山道を揺られて「江ノ浦測候所」に到着。何で「測候所」なのかまだ良く分からないが、現代美術家が収集した多くの建造物などを配置して独自の世界観を展開している美術スペースのようです。

(参道)駐車場から左の参道を登ります。測候所は甘橘山(カンキツザン)の「榊サカキの森」を切り開いて整備された、との事です。参道を登り出すと、左手に石垣に組み込まれた顔が!!後で案内パンフを確認すると「18世紀の英国」の作品?らしい。この先を左に曲がり、まだまだ続く上り坂を登ります。

ここには石掘の蛙が居ますが?よく見ないと気付きません。木陰には灯籠も。

今度は枝の上に羽ばたくカラス?!でも動かない??ああ、これも作品!カアカア。

この曲がり角の灯籠は「宝珠型灯籠」と後で知る。何やら謂われが有る作品のようです。

見上げると、分厚い光学板ガラスを天井板に使った茶屋:休憩所が見えています。

振り返ると宝珠型灯籠。元は京都の石造り五輪塔宝珠に穴を開け灯籠に加工したとか。

復元された地元の「赤沢蜂巣観音」中には**円空仏**(江戸初期)を祀ってある。円空が彫った仏は顔半分ほどに蜂が巣を作り、人と蜂の合作だとか。この時は円空仏を知らず素通り。

登る途中で一息ついて見上げると、天に伸び屹立する木々が印象的だった。榊サカキの森?

これは大きな木に絡んだ小さな木?実の形がイチジクのようにも見えるけど?正体不明。いつものgoogleで検索するも判明せず。大木の根に被るように張り付いていた。

曲がり角の大きな岩の碑文は「Stone Age Cafe」石器時代の喫茶店?そろそろ頂上なのか?

なるほど、岩のテーブルと椅子の「Stone Age Cafe」だ。眼下に相模湾が見えてきた。

ここは小さな屋台のような喫茶店と岩のベンチ。但しオープンは日曜日のみ、この日はクローズ。でも飲食は可能らしい。分厚い板ガラスの屋根もあるし、雨になったら助かるかな。

(1)太陽観測:測候所。参道 明月門 夏至光遙拝、冬至光遙拝、春分秋分

この後、長方形のガラスで覆われたような待合棟へ。ロッカーやトイレがあり厚めのパンフレットと注意書きを貰い、よく読んで地図を見ながら行動するよう言われた。膨大な資料ですぐには読み切れないし、内容もすぐには理解出来ないが、取敢えず動き出す。すぐ近くにあった、やはり長方形のガラスで覆われた「**夏至光遙拝ギャラリー**」へ向かった。

TVでも紹介されていた、100メートルの長さで自然石の壁面とガラスで覆われている。先端は海側に突き出した形で、先端の展望部分は**夏至の日の出の位置**に合わせてあるらしい。

夏至の朝、この長方形の空間を光が通過していく。で、夏至は予約が一杯だろうなあ。外に出ると、相模湾の色が綺麗に見えた。

(明月門)鎌倉の明月院正門、室町時代に作られたが関東大震災で半壊、その後は移転を繰り返し根津美術館正門を経て江ノ浦測候所の正門として解体修理、再建されたとの事。

此所の塀には「木賊:トクサ張り」という、竹を使った伝統的工法が使われている。

(2)冬至光遙拝

相模湾に面し密柑山が多い傾斜地に作った「江ノ浦測候所」、この日は菜の花が咲いていた。

チラリと見える円形の石組みは「野点ノダテ席」で冬至の朝には焚き火の場所になるらしい。冬至寒い朝に太陽を拝み、冷えた体を温める飲み物が供されるのだろうか?

海に突き出した「冬至の日の出」を観測する鉄の隧道。蜜柑畑に巨大な鉄管が横倒しになったような姿が異様に見える。

隧道の上部、海に向かった先端部、上に乗れるらしいが・・・怖くて自分は乗れなかった。右隣には光学ガラスを敷き詰めた舞台、「冬至の日の出」に合わせて能を演じるらしい。後方の観客席から見ると海に浮かんで見えるとのこと。

ムムム!

回廊の中から覗く相模湾冬至の日には海面の向こうから、朝日が昇るのだろう。

この先は立ち入り禁止のシンボル、石を縄で結んである。他の場所にも使われていた。

(3)斜面を下ると、榊の森を通り蜜柑畑の道と竹林に分かれ、各種の展示エリアがある。

菜の花畑の下には小さな社も見えた。「春日社」の名で奈良の春日堂を模写したものだとか。

菜の花と蜂。

向こうの斜面には、蜜柑畑も見えている。

下に降りると、以前の農具倉庫を「化石窟」として化石や古い農具を展示してあった。

植物の化石。ウミユリかな?化石は収集された本物。

近くをゴソゴソしていそうな。三葉虫かな?

これは小さな恐竜みたい?説明文が何処にあるのか良く分からない。

ガラスで囲まれた神社風の展示、中身は縄文後期の石の棒!見た目はドラムスティック。

(竹林のエリア)

竹林にあった「数理模型」双曲線関数?を模型化した。双曲線が無限で交わる?何の事??

そして石で作られた狸、焼き物で無いのは珍しいとか?ふんぞり返っていた。

片浦稲荷大明神、元は武蔵の国、渋谷村の神社らしい。今の渋谷からは想像もつかない。

坂を下ったエリアにあった茶室「雨聴天」の庭、小さな梅の赤い花が咲いていた

白い梅も

メジロが来たが、あっちを向いてしまった!

よしよし

白梅

暫く蜜柑畑のエリアを歩いていたらなんと、ジョウビタキの雄を発見!

枝先に移動したので慌ててレンズを交換する。

こちらはヒヨドリ、背景が綺麗だった。

もう一枚、蜜柑が欲しいのかな?見つめている。

そしてまた、ジョウビタキ

何だか土地柄なのか此所の鳥達はノンビリしているような雰囲気だった。こっちが撮影にアタフタしてもすぐに逃げる様子は無く「ゆっくりやりな」と諭されたようだった。

気がつくと薄暗くなって天気も雨交じりになってきた。午前中の予約だったので小雨の中、「石器時代のカフェ」に戻り昼食を食べ、参道を降りて帰りのバスに乗り込んだ。

改めてパンフレットを読み返すと、入館時に注意されたように「内容を理解して見る必要」があった事を痛感した。殆ど、何も考えず、何じゃこれ??という物見遊山になっていた。

それでも古来の太陽信仰など、当時の人々が自然や世界をどう捉えていたかを、各種の遺跡や古い建造物を自然の中に再構築し、表現しているように感じた。古代からの、私達の記憶の底にある「意識」に働きかけるかのように、冬至でのと同時の復活、そして夏至に光り輝く、太陽光の周期がヒトや生き物の暮らしに重要な事を考えさせてくれた。

1月1日 (月) <令和六年能登半島地震元旦を根こそぎ倒し能登地震

午後4時、石川県能登半島震度7地震発生。全てのテレビ局が同じような画面で延々と地震情報を伝えていた。東日本大震災を思い出させる出来事が新しい年の始めに起きてしまった。呆然として見守ることしかできない。午後9時頃から地震画面を小さくして通常番組を流し出した。元旦の大きな地震発生、これから被害の全容が見えてくるのだろう。

1月2日 (火)冬の闇ヤミ業火の包む日航

箱根駅伝、往路:いつも見る箱根駅伝能登半島では今朝も揺れが発生、日常と非日常。夕方、地震の放送をしていたTVが、**羽田空港の衝突事故**を映し出した。着陸する日航エアバスと海保の小型機が激突し炎に包まれる様子を中継していた。幸い、日航機の乗客乗員は全員無事だったが、海保機は機長以外が死亡。海保の小型機は元日の震災被災地に物資を届ける予定だったとの事。日航機の乗客乗員が全員無事に退避出来た事は奇跡!と海外では賞賛されていたが、年の初めの地震と大事故でなんとも言えない年明けが続いた。

(足を上げ走るセキレイ、餌を咥えている様だ。)

1月3日 (水)箱根駅伝、複路:負けてたまるか作戦の青山学院大学が新記録で優勝。

日航機と海保機の衝突事故は原因調査が始まった。能登では地震の揺れが続いている。TVニュースには家屋倒壊、津波の被害や液状化など厳しい現実が次々と映し出されていく。

1月4日 (木)年一回の健康診断 朝8:00。 いつも年末だったが予定が取れず年始に。

今年は病院の検診の流れが改善されたようで、意外に早く終了した。予定された日常。

能登地震被害、TV各局が現地の状況を流し始めているが、多くの犠牲者、家屋、全てが痛ましい姿。**志賀原発でも不具合が発生?**正確な状況が良く分からない。ビニールハウスに避難した高齢者の方々が心配だ。下は土、寒いはず。発生から72時間が過ぎ不安が増す。

1月5日 (金)親戚宅へ年始。前日の健診のためいつもの年よりは遅くなってしまった。

元旦の能登地震は自然災害だが、2日の航空機衝突事故は「**羽田空港の超過密な発着間隔」が大事故の背景では無いか?と思う。以前、羽田は国内に特化し成田に国際便と振り分けていた。インバウンド需要を当て込み「安全性」より「利便性、儲け**」を優先した結果かと思う。羽田は滑走路、便数を無理に増やし、都心上空にも危険を持ち込んだ。元々国土が狭く開発し尽くした都心の空港で、余裕の無い危険な発着を行った結果だと感じる。今回の悲惨な事故の原因を、管制官や海保側の人為的なミスで発生したと見るのは、正しくないと思う。過密な対応の中、起こるべくして起こった事故で、経済優先への警告なのかも知れない。

1月6日 (土)パエリアの食卓にある年始め今年も親戚の家でご馳走になる。無事是好日。いつも会うハナちゃんも元気そうだ。窓際の日の当たる場所が冬場のお気に入りだ。

1月8日 (月)蝋梅ロウバイす 置き配は消え他所の家 ダジャレです。

アマゾンの配達ミス。置き配写真のみが手がかりだった。何とか近隣の家で発見できたがこんな間違いは初めて。配達を確認する電話番号は無くなり、今後が不安になった。人を介さないデジタルでの一方通行、デジタル弱者になった自分には厳しい世界。

1月9日 (火) 回覧の日付新らし年始め 回覧板が回ってきた。そう言えば今年初めてで、年が変わったことを実感する。年明けから大きな地震と飛行機事故、年始の気分はどこかに吹き飛んだ。地震の被災地では困窮が続いている。明日は寒い一日になりそう。もともと高齢者が多い地方、被災された方々が厳しい避難生活に耐えている様子をニュースが伝える。

1月12日 (金) 冬らしい寒い1日。イエメンのフーシ派を米英両国が攻撃、スエズ運河での各国船舶への攻撃に対するもの、とか。マレーシアの元首相マハティール氏インタビュー、**イスラエル支持の米国は信頼できない**、と述べていた。国連での米の拒否権に対する批判、今後の国際情勢が不安定化していく状況を危惧していた。誰も望まない「戦争の世紀」が始まっているのだろうか。13日の台湾総統選挙も今後の世界を占う出来事になるかも知れない。今年の米国大統領選挙を見据えた動きもあり国の内外が、落ち着かない不安定な日々だ。

(公園の池には、風に舞ったススキやガマの穂?が浮かんでいた。)

(どうやら、この穂は池の小ガモたちには貴重な餌?でもあるようだ。)

1月13日 (土) 覚え無き国際電話冬の怪 +1から始まる長い番号着信?確か+1は海外、米国・カナダの国番号だった筈。いきなり電話が来る宛ては無く、放置。暫くして切れた。番号を確認したが発信者は不明。詐欺かも?台湾総統選では民進党が勝利したが国会議員選挙では大幅減となった。でも台湾の姿勢は従来通り、自国の独自性を保つ方向を堅持。

1月14日 (日) 初場所や蒸籠セイロ注文思い出し 使い込んだ蒸籠が駄目になり買い換えるつもりで発注を忘れていた。この日、いつもの通販で注文し一安心、あ!今日から相撲が始まる。

1月15日 (月) 菜の花の蕾味わう十五日 菜の花が蕾のうちにお浸しにするらしい。

柔らかで旨い。

1月16日 (火) 台所のLEDライトが点かない!リモコン不良かと思い色々試すがNG!

結局、量販店に出張交換を依頼。昔のような蛍光灯かグローランプ交換は無く修理で金がかかる~と思っていたらなんと!原因は壁の電源スイッチ不良だった!!LEDは多分、大丈夫だったと思うが、先に交換済だったので、そのまま追加でスイッチを店から持ってきて貰い、無事に終了とする。壁の電源スイッチ単体不良は疑いもせず、全くの盲点だった。

1月17日 (水) 交差点冬空茜アカネ富士の影阪神大震災から29年」

この日の新聞に、先日寄付した能登半島義援金者として名前が載った。少しでも被災地の役に立って欲しい。現地はこれからまだまだ厳しい環境下に置かれていくのだろう。

1月18日 (木) 里山公園、カワラヒワツグミがいた。冬の田んぼで虫でも捕っているのかカワラヒワは群で降り立ち、また近くの木々の枝に飛び上がっていた。(写真:ツグミ

カワラヒワの群、左の鳥は遅れて飛んできた様子だ。まだ空中にいる。

飛んできたカワラヒワ、左下にいた鳥の仲間かな?

一旦樹上に落ち着いた。

で、すぐに左上にいたヒワが飛び始め、このすぐ後に全部の鳥が近くの田んぼに降り立った。

1月22日 (月) )小春日や黄色帽子の溢れ来て 風の中、園児の隊列が賑やかにやって来る。写真は冬の池で寒さをしのいでいる?鴨たち。同じような姿勢、嘴を羽毛に突っ込んでいるかのよう。

1月23日 (火) 風寒し花びら詰まる収集日 可燃ゴミの日、花びらがビニール袋に詰められ回収コーナーに。最初何が置かれているのか?不明だったが、強風に散ったようだ。

この日午前、新幹線の上野、大宮間で架線が垂れ下がり停電が発生し車両が緊急停止。東北、上越、北陸の各線の共通路線だったので、乗客に大きな影響が出た。安全神話はどこに?

1月24日 (水) 死ぬまでは生きると決めて冬日差し そりゃあそうだ!と改めて思う。

見上げると不思議な雲?冬らしい寒い一日。日本列島の上半分、能登も九州も雪が降っているようだ。寒さが厳しくなった。唐突にウクライナの人達のことを思い出した。

1月25日 (木) <地震原発1>

能登半島には「志賀原発」があり今回の地震発生時、事故の情報が錯綜した。現地は震度7を記録しており警戒本部が設置されたが、実際は国も県も早期に動けず様子見。休止中と言う事もあったが、志賀町での対応人員は少なく被災した方もいる中では、地震への迅速な現地対応はできなかった現実がある。もし原発に被害が出ていたら何も出来なかった!国は地方へ更に現場担当者へ責任だけが膨らむ、そんな防災は無意味では?

実際の原発保全地震などの災害時には自治体が対応出来るレベルを超える項目が要求されている。東日本大震災での福島の原発含む災害とその復興が、長い期間をかけても戻りきらない事実をみれば、島国のこの国は原発依存から一刻も早く脱却すべきだ。

地震原発2>

おなじ能登半島珠洲」でも原発の計画があった。予定地だった珠洲市は今回の地震で大きな被害を受けた。半島の突端に位置するこの地域で、もし原発事故が重なる被害だったらもっと悲惨な結果が出ていただろう。

28年間の原発反対闘争を行った住民、リーダーだったお寺の住職は今回の地震で被災した。「原発を止めていて良かった!」と感想を述べている。反対運動は地域の分断を招き様々な嫌がらせ、脅迫もあったと言う。なぜ国がこんな計画を遂行するのか、今もって原発固執する国や電力業界は地域と国民を滅亡させてまで、何が欲しいのだろうか。住職は「日本に原発を作れるところは何処にも無い」と言い切っている。

1月26日 (金) <自民党の裏金問題1>

政権は「政治改革」の中間とりまとめと銘打って支持率向上を画策しているが、出された改革案は35年前より後退と新聞記事。当面を凌ぐ内容しかなく派閥も例え解消してもすぐに再結成できる。そんな政党を支持し続ける人達は何を期待しているのだろうか。厳しい生活環境にいる私達が特権階級を養ういわれは無いと思う。

(言い争い?情報を伝えている?)

1月27日 (土) <自民党の裏金問題2>

自民党6派閥中4派閥が解散を決めた。世間がうるさいからほとぼりを冷ます為、位にしか思えない。いつでも再生できるし。過去にも派閥が消えたり出来たり、本人達だけでやっていることだからどうにでもなる。金集めの政治資金パーティーは禁止か、最低でも収支報告の明確化、義務化を計るしかないのでは無いか。問題発生時には、会計責任者だけの処分では無く派閥幹部との連座制は必須だ。

(取敢えず、行動してみるか?ヒワの足が枝から離れた!)

新しい年2024年はいきなりの地震と航空機の衝突事故で開けた。地震の被災地は未だに元に戻れていない。与党の不明確な裏金処理による問題も、きちんとした解決策は示されぬまま。物価は高騰し、日々の買い物で今までとは違う価格に驚く。税金も上がる、働く人の賃金は特に中小零細企業では改善していない。弱者は益々虐げられ驕り高ぶる強者が大手を振っている。こんな世情では、一揆でも起こさないと何も変わらないのかも知れない。

12月1日:金 極月や「天中殺」の月初め やる事なす事上手く行かない一日。12月の異称「極月」は1年が極まる年、という意味らしい。朝、半年毎の眼科予約を忘れて、目薬がピンチ。最短は予約無しで長時間待ちの受診しか無い。また、色々見て購入した筈の灯油ポンプが使えない!PCはハングアップする!等、参った。思わず「天中殺」という言葉が浮かんだ。言葉自体は周期的にやって来る時期を表す算命学?の言葉とか。天中殺=季節で言えば「」種をまいても芽はふかず、我慢と気持ちの整理をするには良い時期とのこと。

12月2日:土ワクチンの副作用知る濡れ落葉 今日で五日目になる腕の赤い腫れは、少しずつ落ち着いて来た。先月初めにコロナワクチン接種、月末に肺炎球菌ワクチンと同じ月だったのも今回の要因か?と思う。ワクチンはウイルスのような物を体に入れる訳で、本人の体調によっては反応が強く出るケースもあるのかも。注射針に細工されたのか?とか、どこぞの回し者が看護師に化けた?などと疑ったが、自身の体調と二種のワクチンの接種時期の影響があったかも知れない。暫く我慢の日々。

12月3日:日 診察は発熱必須と電話口

午前中はダウン、熱は無いが左腕はまだ赤く膨らみ腫れたまま。家族も昨夜から体調不良、咳も出る。救急外来に連絡したら「咳き込んでも、熱が無ければ診察出来ない!」と言われたらしい。休日の診察はコロナやインフル等での高熱以外は対応出来ない、と言う事か?今は、寝ることしか出来無いな、きっと「天中殺」だし?

12月4日:月 楽しげに笑う子の声冬日暮れ

寒い寒いと縮こまっていると夕暮れの中、子供達の元気な声。この日も、腕はまだ少し腫れ赤いが、だいぶ通常に戻ってきた。

日の本は政治屋ばかり政治無し

BS-TBS」今日の放送で自民党のパー券問題、大阪万博の話が出た。大阪万博の発端は安部総理(当時)菅官房長官、松井大阪知事、橋本元知事の飲み会での話。維新を取り込む思惑の飲み会、カジノ誘致をやりたい大阪府大阪万博を手始めにやりたい、と言ったら安部氏が「面白い、菅ちゃん話聞いといて」で、始まったことらしい。とても分り易い話。1970年の大阪万博とは背景も必要性も違い、余りにショボい事実。

自民党のパーティ券不正は少し込み入っていた、 献金した側は総額を記録していたが、各派閥、特に安部派では勝手にキックバックとして調整していた。政治資金規制法に違反する行為。選挙を有利にするための「小選挙区」にした事や二世議員を増やす為に、親の政治資金引き継ぎを「無税」にしたり、私達が望むような政策では無く、己の身分と収入を確保する為の画策。真面目にやれ!としか言えないこの国の与党系国会議員達。今、一番試されているのは私達有権者」の意識。選挙で例え白票でも投票する事が重要とコメンテーターが強調していた。

12月5日:火「承知せず」教会問題まだ途上 何も対応しない首相に「そんな回答は承知しない!」と伝えたい。朝日新聞の記事:2019年に自民党本部で当時、自民政調会長の岸田氏は旧統一教会UPFジャパン梶栗氏、同UPFインターナショナル会長ジェンキンス氏、米下院議長ギングリッチ氏らと面会した写真が出たが岸田首相はギングリッチ氏以外については「承知していない」と回答。旧統一教会問題は未だ問題解決が出来ず、する気も無いことを表明したような表現。元信者や家族からの悲痛な訴えも真剣に取り上げる気は無いのだろう。

12月6日:水 つかの間は腕逞しきワクチン禍 先月末からのワクチン副作用。腕の腫れ赤みはほぼ消え、この朝、ワクチン副作用の薬は最後にした。痩せ細った自分の腕が腫れて逞しく見え、面白がったのは最初だけ。まだ痛みも少しあり、ひ弱でか細い腕だが、やっぱり元の方が良い。

12月7日:木 冬ざれの眼科待合 歳時記見 1日の眼科予約日を忘れ、この日、朝一から並び予約の人達が終了するまで待つ。長い待ち時間、歳時記を開くが頭に入らず。午後になりやっと人が消え、短い診察、帰宅する。

パソコンに頼る歳暮のもどかしさ ネット手配のお歳暮がやっと届き始めた。毎年やっていた確認が上手く出来ない。以前のように店に出掛けて、店員さんを介して商品を選び、送り先を記入する方が、手間だったが確実だった。確認は電話で頼めたし、ネットの便利さを不便だと感じるのは、自分がもう時代に遅れたからだな?

ITは記憶している事を前提として、暗証などがあり記憶が薄れだすとどんなに困るか、考慮していない。

12月8日:金 窓枠の冬至カボチャは出番待ち 田舎から送って貰った、冬至カボチャ。22日が冬至、南瓜は緑黄色野菜で風邪の予防として、保存がきく事もあり昔から冬至に食べられていたらしい。

柚子を割り種も煮込みてジャムとなる 友人から頂いた柚子、中身を取り種は別で袋に入れて煮る、とろみが出る、らしい。自分は手伝いしか出来ないが、出来た柚子ジャム、お湯を注ぎ柚子茶に。香りがあり美味しい。

冬の駅家路を急ぐ影絵達 夕方のラッシュ、もう暗くなった駅のホームを沢山の影達が家路を急ぐ。影絵の集団が発する熱気までも感じられる様だ。昔、自分も其処にいた事を思い、もう遠くなった日々をふと想い返す。

12月9日:土 不始末を繕ツクロい直す小春日や

今日は暖かい。近くの薬局に不足の目薬を取りに行った。やっと、今までの困り事に少し目途が付く。灯油ポンプの口径サイズが違う事は、今まで知らなかったが、ネットで何とか「サイズ変換アダプター」を探し発注。万が一、使えない事態に備え、元のポンプの不具合も修正した。これで「天中殺」もどきから抜ければ嬉しい。

12月10日:先日、家族が友人の方に頂いた「TEAタオル」綺麗な野鳥のイラストが気に入り壁に張る事にした。イギリスのMadeline Floydと言う女性芸術家の、味があるイラストで10種の野鳥を独特のタッチで描いてある。日本では見られない鳥もあったし実際に見た事があり、写真を撮った鳥もあり興味深かった。

12月11日:月 黄葉コウヨウのひとひら落ちて冬の午後 垣根の黄色くなった葉が風に吹かれヒラりと落ちていく。

フランス、モンサンミッシェル近くで撮影した**Black Birdクロウタドリ、**だと思う。

こちらも同じクロウタドリ?近くに居たこちらをあまり警戒して居なかった。気が強い鳥なのかな?

12月12日:火 朝時雨シグレあわれ小菊は濡れて立ち、朝方の雨も小降りになり、花壇の様子を撮る。

以前、渓流で撮影した**Wren:ミソサザイ**、その小ささと囀る声の大きさ、美しさに驚いた。その後も数回、春に出掛け、出合うことを楽しみにしていた。最近行かなくなったなあ。行っても出会えないことが続いたし。

12月13日:水 黄昏れて赤き縁取り冬の雲

寒くなってきたので急ぎ足で家に帰る。夕焼けになりそう。まだ近くの神社には白い枇杷の花が残っていた。

12月14日:木 蒲団干す二階干し場の下の段

冬場の強風を避けて蒲団を干す。「蒲団」が冬の季語とは知らなかった。時折、強い風が吹き付ける日だ。

12月15日:金 温暖化身近に迫る危機地球

テレ朝の「タモリステーション」気候変動がテーマだった。気候変動の原因といわれる地球温暖化は今、どのくらい進んでいるのか。過去140年間で地球の平均気温が1度以上の上昇。このままだと2040年には1.5度上昇を記録する。しかも2度上昇してしまった場合、地球は取り返しのつかない状況になる、と警告する科学者。

12月16日:土 冬雲の隙間に細き月仰ぎ (三日月が綺麗だった、写真左にはウッスラ鳥の影?も写っていた。)

マウイ島の大火災も、気候変動による温暖化が大きな要因だった。雷放電で小さな森林火災が発生し、暴風で他の場所に移っていき大規模化、火の粉までも上昇気流に巻き上げられ移動、ダウンバーストで火の粉を広げた。偏西風の蛇行が、気温上昇で大きくなり、乾燥した場所ではアッという間に大きな火災になり燃え続けた。

12月17日:日 ヨガを組む無念無想や雪の富士(ジムでヨガ、だがポーズは出来ず青息吐息、体は痛い。)

地球規模で振れ幅が大きくなった偏西風の蛇行、乾燥と大雨の極端な気象条件が隣り合い、大規模な火災と大規模洪水の原因となり、隣り合った地域で発生する。温暖化の一番の要因は人類の「経済活動」CO2の増大が地球を沸騰させている。今、この状況が世界各国で実際に頻発している。気温上昇と地球の自転で偏西風の振れ幅が大きく増幅された。地球の自転は変わらないから、やはり、重要なキーはCO2による「気温上昇」のようだ。

12月18日:月 寒波くる花色は冴え冬椿 昨日の暑さから一気に寒い一日。九州含め、各地から降雪の報告。

日本でこの秋、問題になった「アーバンベア」熊出没被害。これも原因は気候変動による温暖化と都市化の進行で冬眠が遅くなり空腹な熊たちが人間界の残飯、飼料の餌などを求めて出て来た結果。温暖化も都市化も私達の社会・経済活動が原因!地球環境のバランスが壊れた結果の一つだ。熊も被害者、いや被害熊か?

12月19日:火 ブリが捕れ蟹も豊漁その先は?

また、日本近海の海水温度の上昇率は世界平均の2倍だとのこと。北海道でブリが捕れて喜んでいる場合では無い。気温2度の上昇では元に戻すことが出来ない予測、現在より激しい環境になる??見たくない未来だ!

人間の責任で少しでも温暖化を抑える手立てを講じる時期なのに、例えば日本の政治は何を目指して日々活動しているのか?世界各国で勃発している戦争を止める、化石燃料の使用を押さえるなど、やるべき事は多く、しかも急ぎ実施すべき時期。温暖化を押さえる知恵と活動を政治に望むが、金満の別世界で生きている人種だからナ。

12月20日:水 木雲雀キヒバリの休憩時間レンズ越し

海と里山公園に出掛けたが、他のカメラマン達も野鳥に出会えず手持ち無沙汰、1度頭上にカラスに追われた大鷹が出たが、自分は撮れず。もう諦めて帰る途中で出会った地味な鳥。枝に止まりこちらを見て何故か暫く留まっていた。後で調べると**ビンズイと言う名前。スズメ目セキレイ科で別名、木雲雀:キヒバリ**、写真を撮らせてくれて有り難う!時々、撮ろうとしている野鳥と目が合う(感じの)時があり、大抵は警戒し飛び立つ体勢に入るが、時々こっちに興味を持つかのように「なあに??」と言う視線を送ってくる。今回もそんな感じだった。

12月21日:木 出刃で切る南瓜カボチャの堅き冬至

寒い、12月後半だから当り前なのだが、温暖化の年なのに、真面目に寒いと損した気分になる。貰った冬至用の南瓜を切る。出刃包丁が活躍する時だが、思いの外硬かった。

12月22日:金 「**冬至」** 大雪や偏西風の落とし物

振れ幅が大きくなった偏西風が要因なのか?急に冷え込み各地で大雪に、激しく変化する気象状況の日。九州でも雪になるなど、本格的な雪に戸惑う姿がニュースになっていた。交通事故も増え、雪かきや雪下ろしに苦労する姿などが紹介された。住まいの近くでは、まだ雪は降らないが、風が強く低い気温にドンドン着膨れていく。

12月23日:土 水を蹴り空を目指して藻掻け!鴨

昨夜からの寒さが家を包む。先日、公園で見た鴨は、羽ばたきながら足でも必死に水の上を走り、盛大に水飛沫を上げながらドタバタと飛び上がる。そんな格好悪さに何だか「頑張れ!」と声をかけたくなる。

12月24日:日 寒風にアーバンメジロの囀りや

アーバンメジロという言葉は無いが、街に出没する熊をアーバンベアと呼ぶならマンション等の植込みに来るメジロも「urban=都市の」と呼んでも良いだろう?大した意味は無いけど。春にはイソヒヨドリが暫く滞在し、今はメジロ達が植込みや街路樹の木の実に集まる。野鳥も人と共生していると言う事かな。熊じゃなくて良かった。

12月25日:月 足元にヒーター運ぶ午後十時

通販で買ったセラミックヒーター。すっかり耐寒性能が落ちた今の自分には不可欠になった。夜は冷えるし。

12月26日:火 **ミサゴ泣く無策象徴オスプレイ**「Osprey」

朝刊で「オスプレイ生産終了?」の記事を見た。日本名は「ミサゴ」冬場に海に姿を見せる鳥。**オスプレイは米国製の垂直離着陸輸送機、世界に広げるアメリカの目論見が、墜落事故の頻発**等で日本以外には購入する国が出ず、コスト高を招き生産終了する?との見方が出ている。沖縄や佐賀では配備に反対する運動も起きている。米国には逆らわない日本政府だけが17機も購入した。ミサゴは好きな鳥!ミサゴの名前を汚さない様、その鋭い嘴と足で卑屈な政治姿勢を正して欲しいなあ。8人もの死者が出た事故を真面目に検証するべきだ。

12月27日:水 ビンズイの年越す場所や歳の暮れ 2023年も残すところ後数日。年越しと言っても、野鳥にとっては何の意味もないが、この場所でまた来年無事にこの鳥の姿を見られたら良いなあ、と思う。アジアの温帯地方に広く分布する漂鳥、と言う記事があったので、次の冬も注意していればまた会えるかも知れない。

夕暮れに満月浮かぶ冬の空 空を見上げると満月、気付くのが遅れたが、取敢えず月と夜空を撮る。

12月28日:木 振り向けばもうすぐ暮れる令和五年

本当に時間の経つのは早いと感じる。また何も出来ずに一年が終わるのか、という後悔や、この先どうなるのかという不安もドンドン大きくなって背中に乗り掛かってくるよう。いっそ、このビンズイの背に乗って一緒に飛んで行けたら、新しい世界が見られるかも知れない!

12月29日:金 冬の海遠き時代をつなぐ波 逆光気味の昼の海、光る帯を見ていたら、この海が忘れた昔を思い出させてくれ無いかな?そのうち記憶が消えても、海を見ていたら少しずつ思い出す、と言う事があれば?レカネマブ?なんか使う必要も無くなるのに・・・ボ~ッと海を見ていたら、違う世界に入りそうになっていた!!

12月30日:土 富士の峰越えて連なれ冬の雲 遠くに富士山が見えると、ちょっと嬉しくなってくる。

朝刊記事:年末株価が34年ぶりの高値。大企業の利益は**内部留保と株主還元の割合が高く労働分配率人件費は36%と最低のまま。中小企業は分配率70%**とすでに高く更なるアップは厳しい。大企業が中小企業の仕入れ価格を抑えている事が中小企業の賃金の更なるアップを阻む。仕入れ価格の適正化を計る必要性を専門家は指摘する。

働く人にはお金が回らない仕組みが出来上がっている。戦後の苦しさを皆で乗り切る気概があった過去は、夢になったのか。

12月31日:日 書き終えて余白は二段三年日記 一番上の段が一応、(空きの日もあるが)埋まった。

世界中が不穏な空気の中で動いている。日本もこの先に希望を持たせるような状況にはほど遠く、格差は広がり続け、驚くような事故、事件ばかりが印象に残る一年だった。年が変わることが一つの契機に、少しでも日々の暮らしが、安心して過ごせるようになる事を心から祈る。一方的な力関係の下で戦争下にあるウクライナパレスチナ、この絶望が1日でも早く落ち着くことを願いたい。

新しい年が少しでも平和な良い年でありますように、合掌。

少しは落ち着いたが、まだ夏日続出!ウクライナ戦争とガザでの一方的な戦闘、世界中が不安定な気候の下、悲惨で悲しい事態は続きそうだ。今の世界にはロシアやイスラエルを止める絶対的な力は残念ながら無い。

11月1日(水) 秋夕焼故郷の空のバルーンフェス:自分が田舎にいた頃にはまだ無かったバルーンフェスタ熱気球の世界大会、今年の開催を夕刊で知る。アジア最大級だとか!何も無いことが売り文句の県だったのに。少しは有名になって良かったかもしれない。

11月2日(木) 霜月の夏日予報や二十五度:日差しもあり寒くはない、先月の暑さがまだまだ続きそう?

秋の夜の大逆転や甲子園 野球の日本シリーズ、たまたま見たら八回に大逆転、俄ファンにも面白かった。これで阪神が日本一に大手!初めて見た日本シリーズ、すでに5戦目だった。さて次は?

11月3日(金)文化の日:秋高し平和憲法文化の日 朝晩は寒いが夏に近い日差しの休日。きな臭い世界に平和憲法は貴重。この日、戦前は明治天皇誕生日(天長節)だった。戦後、新憲法の公布日で祝日の予定だったが、GHQが戦前の天長節と切り離すため、半年後の施行日5月3日を憲法記念日とした。同時に天長節に拘る守旧勢力へも配慮し、半年後の11月3日を文化の日とする。法律の記載には、文化の日「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」と有るそうです。休日の制定に、戦前の天皇制の影響があったんですね。

11月4日(土)オリックスエースの意地見せ逆王手 山本投手が意地の完投で五分に!大リーグに行く土産か。

国会の質疑応答蚯蚓ミミズ鳴く TV中継で見る国会答弁、要点をわざと外したようなやり取りや官僚の書いた紙を見ながら喋るだけの質疑応答。もしミミズが鳴くなら、中身の無いやり取りよりよほど興味が湧く。最近のニュースを見ていると、このままでは政治が死んで、私達国民は苦労するだけの時代が来るだろう。

11月5日(日) ジェノサイド ガザ蹂躙のイスラエル 激しさを増す空爆と地上戦で一方的な被害が増加。国連は機能せず米国やEU、世界が一時休戦の糸口すらも見いだせない。日本政治も米/イスラエル優先で機能せず。無論、自分は何も出来ず。ウクライナにも影響を及ぼす戦闘、何処に行くのだろうか、この世界は。

熱闘の秋駆け抜けし猛虎達 阪神38年ぶり日本シリーズ優勝。大阪は大騒ぎ、**日航機墜落の年**以来か!

11月6日(月) )樹上では柿の実飾る朝顔 柿が熟してきたなあと見上げると、近所の**西洋朝顔**の蔦は樹上にも伸びて花をつけていた。朝顔の花は晩夏から初秋にかけ咲き、秋の季語。でも「朝顔市」は夏の季語だとか。

朝顔は青 万年筆はインク切れ 近所の西洋朝顔の青い色、残り僅かな万年筆の青インク購入を思いだした。西洋朝顔グリーンカーテンでも広がった。日本の朝顔と違いはびこる強さを感じる、好き嫌いが分かれるか。

11月7日(火)秋雨のワクチン接種最終日 これでコロナワクチン接種の公費補助は終わる、後は知らん!と言う国のメッセージ。夜来の風雨が強烈で、早朝の外出が心配だったが、朝8:00過ぎにはほぼ収まり近所のクリニックまで歩き、無事終了した。実際のコロナ感染状況は不明だが、まあ良いか?( ホルトノキ;街路樹)

11月8日(水)**立冬**:しかし気温はまだ高く冬は週末ぐらいからという予報。干し柿を剥いて夜、外に吊す。

空は青僅かに白き枇杷の花 小学校の門、見上げると枇杷の花が少し開いてきたように見えた。初冬に咲く花。

立冬や雲の向こうに富士の峰、富士山が見える場所、今日は雲で見えず。ニュースで一度降った雪が消えたと!暗くなった空、雲の隙間に星が光った。スマホで無理を承知で一枚撮ってみる。

11月9日(木)柿落葉子供の絵を張る交差点、行きがけ、数人の大人と小学生達、帰りがけも通ると路面に子供が描いた交通安全ポスターが、張り付けられていた。小学校の課外活動か、奉仕活動だったのかな?

物干しに柿吊しおり冬景色 昨日剥いて干した百匁柿。柿が好きな熊を思い出すが、申し訳なさ?は無い。「駆除だけで無く熊との共生を意識すべき」は正論だろうが、実際に遭遇したら恐怖しか無いだろうと思う。

11月10日(金) 初時雨 菊の芽吹きに雨宿り 以前貰った菊、中々花が出なかったが雨の中、蕾が色を見せた。

よく見ると丸い蕾に隠れるように小さな緑色の虫が雨宿り。雨の雫は蕾にも残っていた。

11月11日(土)ようやく気温が下がって冬らしい気温となった。で、寒いのがドンドン苦手になってきた。

ショウちゃんはショウちゃん国の王様です:久しぶりに会った猫君。大分こちらを覚えてくれたようだ。

11月12日(日) 朝顔の枯れた色見る夕景色 西洋朝顔の色が変わった!と近づくと枯れかけた花が赤っぽく見えていた。西洋朝顔の花色をヘブンリーブルーと呼ぶらしい。天国の青?か、その内見る事になるのだろう。

11月13日(月) 四季は消え夏の終わりに冬の来し、二季が現実感を帯びてきた。北では冠雪のニュースも。

岩牡蠣をオトフセと呼ぶ故郷よ、牡蠣を貰い、生牡蠣や牡蠣ご飯で食べた。そう言えば、有明海の殻付き牡蠣はオトフセと呼んだ。昔、釜でサツマイモと一緒に炊いたオトフセ、旨かったなあ。四季があった頃の話。

11月14日(火) 冬夕焼ガザの地に消ゆ命あり イスラエルという国がすっかり嫌いになった。病院襲撃で生まれたばかりの命も殺されていく!ハマスの本部という画像、テロリストの名前などは無く捏造の疑いがある。

ジャニーズの次は宝塚歌劇団、華やかな世界の醜さがニュースを賑わす。醜聞をもみ消す為の言葉がならぶ会見、それを取り上げ、執拗に繰り返すマスコミ。聞くのも疲れるが、死に追い込まれた若い命は戻らない。

11月15日(水)一昨日からの 急な歯の痛みで横浜の歯科に行く。息を吸い込んでも歯茎が痛くなる!何事!診察の結果「知覚過敏」この時期は増えます!と言う。今朝は痛みが無かったが、知覚過敏と解り安堵した。虫歯の罹り初めかと心配したが、外気が冷たい時期に歯の神経が反応するらしい。痛む歯の一部をフィルムのような物?でカバーしたという。とにかく原因が分かり一安心だ。

11月16日(木) 右翼突撃イスラエル大使館 お昼のニュース、まだ詳細不明だが、あり得るナと思う事件。また国連安保理はガザでの戦闘休止とハマスの人質全員解放の決議を初めて採択。今までに4回否決された。イスラエルとガザあまりの力の差に愕然とするが、少しずつでもガザの人達が救われることを切に祈りたい。

干し柿干し柿になる寒さかな 明日の夜から雨、それまではもう少し柿を干せそうだ。大分出来てきた。

11月17日(金) 足元に寒さ寄りつく冬の雨

冷たい雨の朝。昼過ぎには雨も上がる予報。BS-TBS、アメリカ人の高齢者はイスラエル支持率が高い、バイデン大統領も高齢。若い人はガザ攻撃に批判的だが。アメリカの正義が常に世界の正義では無い。

11月18日(土) 雪の富士逆光に見るシルエット 午前中は雪の山頂が見えた富士山、午後は逆光に浮かぶシルエットだった。良く通る場所だが、今年の雪の富士山頂を見たのは今朝が初めてだった。

歩道橋三日月冴ゆる冬景色 夜には三日月が出ていた。

11月19日(日) 除籍簿の中の先祖や石蕗ツワの花 以前、貰っていた先祖の除籍簿、改めて先祖のことを知る。石蕗ツワブキ、ツワ。キク科の常緑草で晩秋から初冬に黄色い花をつける。田舎の家にもあった。

11月20日(月)冬陽射し電線ひかり西空へ、夕方落ちる日差しが電線を照らし、極楽のある西方浄土を差す。

11月21日(火) 菊の花それぞれの顔それぞれに 花壇の小菊が徐々に開き咲いていく。写真を撮ると、小さな虫を良く見つける、花と一緒に生きている。小さな生き物は互いに共生して命をつなぐ。ヒトも見習わねば。

11月22日(水) 半月の膨らみ見あげ冬夕辺 もう半月とは呼べないか、夕方の空、だいぶ丸みを帯びた月。

11月23日(木) 勤労感謝 排水管の掃除する 何の休日?そんな日もあったな!と思いつつ排水管を掃除。と言っても、以前のように管の一部を取り外す作業は無し、専用のクリーナーを使うだけ。楽になった。

世界ではイスラエルに対する反発が強まり、4日間の停戦、人質の解放で合意した。現実はまだ爆撃が続き、今後も他の国を巻き込みながら続いていく悲惨な戦争状態。何故、悲惨か、戦力の違いが大きすぎる、ロシア対ウクライナとも異なるレベル、国力の差、一方的な嬲り殺しがしかも非戦闘員の市民を巻き込んでいる。ハマスの攻撃も無差別だったが、イスラエルの攻撃は一方的な強者による嬲り殺し!国連は非難こそすれ止めることが出来ない。パレスチナの人々の恨みはどんどん上積みされていく日々。ナチスにせん滅されかけたユダヤ人が今はパレスチナ人を消し去ろうとしている。

11月26日(日) 木枯しや熟柿ジュクシの揺れる枝の先 相撲は千秋楽、期待した熱海富士のドラマは起きなかったが、まあ面白かった。この日は冬らしい寒さ、今まで高い気温の日も多かったので、寒さは骨身にこたえる。

世界中が気候変動に苦しむ姿をTVが伝えていた。生きる糧の農業や牧畜が気候変動、特に雨の減少で農作物が壊滅的に減り、暮らしが成り立たず、やむなく難民となり世界を放浪する現実。国連では難民の受け入れに先進国の理解を求めているが、自国経済の崩壊や治安への不安を理由に拒絶するケースが多い。気候変動がこの状況をより悲惨にしている。さらに世界中に広がっている戦争、ウクライナの悲鳴はガザの虐殺にかき消されるかのよう。この先も予断を許さない、戦争を見据えた予算増加は正しい方針か?戦争放棄を明確にする方が正しい国の将来設計だと思う。あえて戦争を呼び込む愚策は取るべきではない。

11月27日(月) 雲の間のほぼ満月や冬夕辺 例年とは違うがそれでも冬らしい寒さに震える日が増えてきた。夕方曇っていた空が切れて、丸い月が見えてきた。気温はまだアップダウンしつつ年末に向かっていく。

夕刊の記事:作家の保坂氏。岸田首相は東条英機」と題して、不支持が多くなった状況を解説していた。日本が戦争に入っていった昭和10年代をモデルに、その時期に戦争に向き合った九人の首相と比較している。岸田首相は自民党宏池会出身であり理念に基づく政治判断を予想したが、東条英機タイプの「自分と周囲の利害で判断」し大局より小事に拘り、状況の中でしか判断しない、と言い「物事の本質を捉えていない」と正確に評している。

11月28日(火)五年目のワクチン接種冬の朝 肺炎球菌ワクチン五年毎の接種、また五年後にと言われ自信が無いと言うと、笑いながら大丈夫ですよ!と慰めてくれる?最初に打った五年前の事など、もう覚えていない。

豊麗と優雅の言葉 花梨カリン咲き 近所の庭、綺麗な赤い花、木瓜の花かと思ったが、よく見ると花梨の枝先。豊麗と優雅という花言葉が有るそうです。花梨の実のゴツゴツとした無骨さとは不釣り合いなのが、面白い。

11月29日(水) 木枯しや肺炎球菌暴れだす 昨日、肺炎球菌ワクチンを打った腕が今朝腫れた。何てえこった!五年前、肺炎に罹りその治療通院中にお多福風邪も貰う!という三重苦を経験した。その際に肺炎球菌のワクチンを知り接種をした。ただ、有効期限が5年なので今回、違う医者で昨日接種を済ませたら、何と今度は接種後に腕が痛み出し、朝腕を触ると腫れていた。今日また同じ医院に行き、熱冷ましやアレルギー対応薬を処方して貰った。原因が不明で何だか割り切れない気持ちが残るが、処方の薬で様子見するしかない。

オスプレイの墜落事故が起きた。以前から危険性を指摘されていたオスプレイ、原因解明が進むだろうか?

11月30日(木)冬ざれし向かいの窓の薄明かり

先日の岸田首相の政治姿勢やイスラエルハマスに対する対応、ロシア、プーチン大統領ウクライナ戦争など中々皆が望むような平和的な状況は見えないが、世界の人々が声を上げ続ければ権力側もこれを一切無視は出来ない。PFOA大阪万博などスッキリ解決しない問題、今後も自分なりに関心を持ち続けていきたい。

モクレンの蕾ツボミ突き上ぐ冬の空 朝起きると、腕の腫れは治らず、酷くなった感じ。結局、この日も前日のクリニックに行く。昨日の処置や薬で効果は見えず、かえって酷く腫れた感じに、細い腕が逞しげに見えた?まだ長引くかも。近所のモクレンは元気よく小さな蕾をつけ、来たるべき春に備えている。見習わなくては!!

3日連続のクリニック、片腕の腫れの原因は不明だが、医師は「浮腫」と呼んでいた。昨日より末端側に腫れが動いており、安静にして処方の薬を続けるよう言われた。気候不順で暑さ寒さに対応出来ず世界に困っている人が溢れているが、体力の低下と気候変動の影響が、自分にも降りかかって来たのだろうか?

最後の干し柿もそろそろ終盤にかかってきたようだ。いよいよ年末、どんな締めくくりの月になるのだろう。まずは腕の腫れが引いて、普通に戻る事を目指そう。