BA-9とは - わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/19 06:19 UTC 版)
BA-9装甲車 | |
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種類 | 装甲車 |
原開発国 | ![]() |
開発史 | |
製造期間 | 1936~1937 |
製造数 | 2 |
諸元 | |
重量 | 4.3t |
全長 | 5.08m |
全幅 | 2.14m |
要員数 | 4人 |
装甲 | 4~10mm |
主兵装 | 12.8mm機銃×1(弾1000発) |
副兵装 | 7.62mm DT機銃×1(弾512発) |
エンジン | GAZ-AAA |
行動距離 | 190~250km |
速度 | 54km/h(整地) 32km/h(不整地) |
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概要
BA-3に代わって当時労農赤軍の主力装甲車になりつつあったBA-6の強化版として計画された車両である。
45mmの車載砲を装備したBA-6に対し、BA-9は重機関銃を主砲とすることで、弾丸の数を増やしつつ、車両そのものの軽量化を計った。結果、BA-6よりも0.5t程度の軽量化には成功した。
試験でもそれなりに優秀な成績を上げ、BA-6に代わる主力車両として100輌の生産が決定された。
しかし主砲となるDShK38重機関銃は給弾機構の関係で弾切れが起こりやすい為に1933年~1935年にかけて少数が生産されたに過ぎず、BA-9の開発時期である1936年と1937年には未だに改良の最中であった。(ベルト式給弾機構を採用して大量生産体制が出来上がるのは1939年から)。
その為に納期までに100輌のBA-9を生産する事が不可能になり、1939年には量産性が高く装甲が安定したBA-10が生産可能となり、本車の生産はうやむやの内に放棄された。その後試作車両がどうなったかは不明である。
参考
表話編歴![]() |
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量産車両 | 豆戦車・軽戦車 T-18 T-26 T-27 T-37 T-38 快速戦車 BT-2 BT-5 BT-7 中戦車 T-24 重戦車・多砲塔戦車 T-28 T-35 KV-1 KV-2 自走砲 SU-5 AT-1 化学兵器戦車 OT-26/130/133 OT-27 OT-37 MXT-1 KS-18 装甲車 T-20 T-26T BA-I BA-3 BA-6 BA-10 BA-11 BA-20 BA-27 BA-30 D-8 D-12 D-13 FAI装甲車 SU-12 パイオニア |
試作車両 | 豆戦車・軽戦車 T-16 T-17 T-19 T-21 T-22/23 T-25 T-33 T-34 T-41 T-43 T-46 T-51 T-116 D-10/11 PPG 快速戦車 A-20 A-32 T-12 BT-6 BT-203 中戦車 T-32 T-111 T-112 TG PT-1 重戦車・多砲塔戦車 T-29 T-30 T-39 T-42 T-100 TA-1/2/3 TP-1 SMK D-4 自走砲 SU-1/6 SU-2 SU-3 SU-7 SU-8 SU-14 SU-37 SU-45 SU-100Y 装甲車 BA-5 BA-9 BA-21 BA-22 BA-23 BAD-1 BAD-2 D-5 D-9 D-14 D-18/37 SU-4 PB-4 PB-7 FAI-2 - LB-23 LB-62 その他 RBT-5 LT-1 ST-26 ST-27 - IT-28 |
第二次世界大戦の装甲戦闘車両 | 第二次世界大戦後の装甲戦闘車両 |
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