吉田篤弘さんの〈インク三部作〉待望の第三弾が発売&堂々完結! - 徳間書店 (original) (raw)

吉田篤弘さんの〈インク三部作〉待望の第三弾が発売&堂々完結!

18刷、累計5万5千部突破、吉田篤弘さんのロングセラー『月とコーヒー』。同書より派生した〈インク三部作〉完結編『それでも世界は回っている 3』が発売!

<あらすじ>
この世界は
喜びと悲しみを繰り返しながら
回りつづけている。

もう、泣かないで。

師匠のベルダさんが愛用していた万年筆のインク、
〈六番目のブルー〉を探し求めて
ジャン叔父さんと旅をつづけてきた14歳のオリオ。
インクの秘密を解く鍵が奇妙な唄にあるとわかるが、
なかなか見つからない。
そんなとき、迷えるオリオを導いたのは
世にも稀な「本当の真っ赤な林檎」だった――。

<ここに注目!>
◎謎が謎を呼ぶ仕掛けの数々に、ページを繰る手が止まらない!
吉田篤弘作品史上、最高のリーダビリティ!全15話、それぞれの完成度の高さもさることながら、先を読ませる仕掛けの数々に、一気読みしてしまうこと請け合いです。

◎著者渾身の美しい装幀
『月とコーヒー』以来、手のひらサイズの上製本を装幀に採用しているクラフト・エヴィング商會さん。今回も、思わず人にプレゼントをしたくなるかわいらしさです。

【担当編集者コメント】
2019年の刊行以来愛され続けて5年。5万部突破のロングセラー『月とコーヒー』から派生して生まれたのが本作です。完結編となる『3』では、あの万年筆のインクが意外な形で登場。興奮と感動を味わえること間違いなしなので、『月とコーヒー』のファンで未読の方にぜひ読んでほしい!

【著者プロフィール】
吉田篤弘(よしだあつひろ):1962年東京生まれ。小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作とデザインの仕事を続けている。著書に『つむじ風食堂の夜』『それからはスープのことばかり考えて暮らした』『イッタイゼンタイ』『電球交換士の憂鬱』『台所のラジオ』『おやすみ、東京』『月とコーヒー』『それでも世界は回っている』『おるもすと』『チョコレート・ガール探偵譚』『天使も怪物も眠る夜』『流星シネマ』『奇妙な星のおかしな街で』『ぐっどいヴにんぐ』『なにごともなく、晴天。』『屋根裏のチェリー』『中庭のオレンジ』『鯨オーケストラ』『羽あるもの』などがある。

【書誌情報】 〈インク三部作〉第三弾
それでも世界は回っている 3

カバーイラスト/吉田篤弘

著者:吉田篤弘
定価:1925円(税込)
判型:四六判変形上製
ページ数:224ページ
発売:2024年2月28日(水)
ISBN:978-4-19-865780-2
初出:「読楽」 2022年8月号~2023年10月号
*単行本化にあたり加筆・修正しました。

【関連書誌情報】
18刷5万5千部突破のロングセラー
月とコーヒー

著者:吉田篤弘
定価:1980円(税込)
判型:四六判変形上製
ページ数:336ページ
発売:2019年2月
ISBN:978-4-19-864772-8
あらすじ:人気作家が腕によりをかけて紡いだ「とっておき」の24篇。全作品原稿用紙10枚ちょっと。5分で読めるのに忘れえぬ物語たち

〈インク三部作〉第一弾
それでも世界は回っている 1

著者:吉田篤弘
定価:1815円(税込)
判型:四六判変形上製
ページ数:224ページ
発売:2021年5月
ISBN:978-4-19-865290-6
あらすじ:ロングセラー『月とコーヒー』ファン必読!幻のインクを求めて旅をする十四歳少年の奇妙な冒険が開幕!

〈インク三部作〉第二弾
それでも世界は回っている 2

著者:吉田篤弘
定価:1870円(税込)
判型:四六判変形上製
ページ数:224ページ
発売:2022年9月
ISBN:978-4-19-865492-4
あらすじ:〈インク三部作〉待望の第二弾!インクをめぐる奇妙な冒険に驚きの展開が!

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