Cafe de Castella Annex (original) (raw)
昨年の台湾でE-M10に付けていたM.ZUIKO ED14-42mmというキットレンズがイカれました。
帰国後、修理をすべく某カメラ店に持ち込みましたが、見積もり30.000円などといわれ、ちょっと悩みます。単体でオフィシャル価格36.960円ですし。
2018年の春にカメラ(OM-D E-M10)とともに購入し、ダブルズームセット(もう一つのレンズはED40-150mmで、こちらは元気)で総額80.000円台でしたので、だったら同じ製品がほぼ同額じゃんとか思ってました。
ED14-42mmは、いわゆるパンケーキレンズなのですが、広角/標準域のズームであるがゆえに、沈胴式かつ、パワーズームであり、やたらと電気系統を介するレンズなのでした。
つまり、一度電気系統に何らかの故障が起きた場合、同じ現象が起こりやすいなと、以前から危惧していたことが台湾で起こったのです。と、いうことで修理はやめ、同じ製品を買いなおすこともなしです。
修理の場合、OM SYSTEMに持ち込むとのことでした。
では、沈胴式でなく、かつ、パワーズームではない、これに代わるレンズはどうかと、きいてみると、M.ZUIKO Proになるものの、ED12-45mmが60,000円台だそうで、かなり値引いてあるので、購入を決意します。
おや、レンズキャップはOLYMPUSのままですね。
画角はマイクロフォーサーズなので、35mm換算で24mm~90mmとなります。これまでが、28mm~84mmでしたので、わずかですが、広角側は広がり、少しばかり遠くのものも撮れるようになりました。
そこで、試し撮りとして選んだ地が碓氷峠鉄道文化むらだったわけです。
作例その1
作例その2
作例その3
ふむふむ。感触は悪くないです。
とはいえ、ズームレンズってつい横着しちゃうんですよね。でも、OM SYSTEMおよびOLYMPUSの単焦点レンズって広角、標準あたりで2本揃えると相当な出費になりますし。
実はマイクロフォーサーズのミラーレスを買ってみたのは、PENTAXのサブ機みたいな意味合いもあったわけです。
PENTAX KP(あるいはPENTAX K-7)に長短のズームを2本持っていくという旅をずっとしていましたが、短い期間でサクッと行く旅ではさらに軽量小型がいいかなとか思っていたのです。
E-M10を海外に持ち出したのはタイに2回で、いずれも1週間未満の旅でした。その後、コロナに入ってしまい、ようやく3回目が台湾だったわけで。
次回の台湾、やっとこのレンズの出番が来たかなと。
ただ、レンズはOKなもの、ボディのE-M10は防塵・防滴仕様ではないので、酷暑の時期、および雨季の場合はやっぱりPENTAXに頼ることになりそうです。
台湾に行く前にもう一丁テスト撮影もしてみたいのですが、あと10日ほどでどうなるか、そのあたりは不透明です。もしかしたらぶっつけ本番になるかもしれませんけど。できるだけ、いい写真が撮れるよう、頑張ってみたいと思います。なお、ED40-150mmについてはお休みしていただき、このレンズ1本勝負で臨みたいと思います。
前回の続きです。
シンボル広場・鉄道展示館から奥へ。小高い丘のようなところが芝生の広場になっています。
何両もの車両が
正確に数えていませんが、碓氷峠鉄道文化むらのWebサイトによると、ここにある機関車や列車は25種類あります(展示車両図鑑からカウント。シンボル広場周辺と鉄道展示館のものを除く)。
相当な数ですが、やはり雨ざらしなので、状態はあまりよくないです。一部の列車の中に入ることもできます。
EF30
関門トンネル専用の電気機関車だそうです。海水による腐食を防ぐためにステンレスの外装となりました。現在は置き換わっています。
DD53(左)とDD51(右)
左が除雪車。先端のラッセル部分が強力ですが、それゆえに住宅地などに被害が多く、あまり住人のいない山間部に転用されたとのことです。
右はディーゼル機関車で蒸気機関車から置き換わったというかなり古参の機関車ですね。非電化区間で現在も走っているとのこと。でも、数は少ないでしょう。
EF58
この型番EF58 172はかつて特急「はと」や「つばめ」をけん引したそうで、その後もお召列車もけん引したそうです。
EF58自体はイベント用に数両が残されているだけだそうです。
お座敷客車
グリーン車のマークがあります。個人的にはこれまで一度だけ経験しただけ。
座敷
いかにも昭和な乗り物です。今や社員旅行というものも絶滅に近いんじゃないすかね。
また、ここでセクハラ、モラハラが行われていたんだろうなあ。
客車なので、現在では臨時列車をダイヤに組み込む必要があるでしょうから、走っているかどうか。これも絶滅危惧種ですね。
EF63
鉄道展示館にも飾ってあった碓氷峠専用の補機用機関車です。EF63 1というナンバリングから最初に作られたものということがわかります。
EF60と一般気動車
手前の機関車はブルートレインをけん引したそうです。
奥はキハ20。現在はほぼ全廃で、ひたちなか海浜鉄道といすみ鉄道に譲渡されたものが残っているとのこと。
あぷとくん
こちら、園内を1周する通称「あぷとくん」というミニ列車です。
複線のように見えますが、右の線路は旧信越本線でトロッコ列車が走ったり、運転体験に使われます。
園内にある線路は2フィート(610mm)のナローゲージで、阿里山森林鉄路よりも狭いです。
なんでも蒸気機関車の「グリーンブリーズ」(イギリス製)もあるそうですが、この日は走っていませんでした。
動画も撮ってみましたので、ご覧ください。
610mmの軌道はインドのダージリンヒマラヤ鉄道などで使われています。
鉄道資料館屋上より
展示車両はまだまだあったんですが、そうそうじっくりとは撮影してこなかったので、その点ご理解ください。
とにかく、この日も暑く、40度近い気温があったのではないかと思います。次は帰りがてら、群馬の道の駅に立ち寄るのでした。
<たぶん、続きます>
前回の記事の続きです。
前日は宿泊地までだらだらと道の駅に立ち寄っただけでした。この日、「碓氷鉄道文化むら」へ行きます。
意外と近いですね。碓氷鉄道文化むら近くに上信越道の松井田ICがありますが、高速を使うとかなり大回りになり、国道18号線をそのまま行くほうが早いです。
碓氷鉄道文化むら
ご存じとは思いますが、北陸新幹線(開業当時は長野新幹線)が開通し、JR信越本線は横川ー軽井沢間が廃線になりました。
それに伴い、「峠の釜めし」で有名だった横川駅が群馬県側の終着駅になりました。
横川駅に隣接していた横川運転区(かつての横川機関区)の跡地にできたのが碓氷鉄道文化むらです。
線路跡
この線路跡はかつての4番線から伸びているものです。その先にあるのが、碓氷鉄道文化むらです。
ぶんかむら駅
信越本線の横川から先は実質的に廃線になってますが、線路は残っていて、EF63の運転体験コースになっていたり、トロッコ列車が土日祝日(3月から11月まで)運行されています。
運転体験は1日講習を受講し合格した上で、運転体験予約にようやく漕ぎつけることができるとのこと。こちらにひょいとやってきて、運転体験できるものではないのです。
ちなみに、講習料金は30,000円。運転体験は7000円です。
画像の電気機関車は運転体験用のものでしょう。常に整備されているようで、運転整備の方がこのまわりに数名いました。
トロッコ列車は特に予約はいらないですが、運行日が限られてます。線路沿いには道路もあります。
シンボル広場に展示してある、189系特急あさま。長野新幹線開業前は上野ー直江津間を結んでいました。
碓氷峠対策としては電気機関車EF63との協調運転を行っていたとのこと。
内部を公開
車体のメンテナンスはあまりよくないです。このように腐食による塗装の浮き上がりが目立ちますね。これは、野ざらしであることと関係があるでしょう。
ちなみに、海外の鉄道博物館ではどんな時代の車両であっても、ピカピカに磨き上げられています。もちろん、野ざらしではなく、屋内での展示になりますが。
あさまの内部
座席も当時のままです。と、いうことはシートの傷みも相当なものです。
車内広告もそのまま
とはいえ、1971年の初詣とありますので、特に古いものを探して中に入れたのでしょうかね。この車両の投入が1975年で1997年まで運行されていたので、いくら何でも1971年というのは無理があります。
新幹線用軌道確認車
こちらもシンボル広場の車両です。新幹線の走行前に線路の異常を確認するための車両です。現在もJRで使用されているそうですが、なぜか、ここに展示が。
EF63機関車
EF63 10機関車は碓氷峠用の補機だったそうです。屋根で囲われている鉄道展示館にあります。
ここにはEF63 18機関車もあり、こちらがメインの機関車だったそうです。EF63 18はシュミレーターとして使用されているとのことです。
写真は撮り忘れました。
長くなりますので、続きます。
前の記事の続きです。
道の駅はなぞのからやはり下道で高崎まで。
この日泊まるのは「ホテルシーラックパル高崎」です。
シーラックパル高崎
このホテルシーラックパルは全国展開はしていませんが、チェーンホテルです。関東を中心に7つのホテルがあります。
この存在を知ったのは、「るるぶ情報版」という雑誌に広告が出ていたからですね。
売り文句は「お値段三流、設備は一流」です。そして、無料朝食が付きます。ではどんなもんじゃろうと、予約を入れました。
よく見たら、公式Webサイトから申し込むのが一番安いみたいでした。とはいえ、他のホテル予約サイトなどで枠を抑えているためか、空きも少ないようで、トリバゴで検索してみたら、一番安い料金が出てきたのが、おなじみTrip.com(トリップドットコム)でした。シングル1泊6500円ほど。
コロナの頃は、どのホテルも激安料金でしたが、やはり来日するインバウンドの影響か、るるぶ情報版の料金よりは上がってますね。
そして、ここは駐車料金がかかりません。台数は120台ですが、先着順なので、あまり遅くならないうちに到着するようにしました。
客室
ひとりのシングル部屋ですが、十分な広さです。
なんと、シングルなのに、ソファがありますよ。
寝心地よし
このベッドがなかなか具合がよくて、ぐっすりと眠ることができました。
ベッドサイド
さすがに「置くだけ充電」ではありませんでしたが、多機能コネクターがあって、自前のケーブルは必要なかったです。
電気ポットと加湿器
これもあると嬉しいです。この下は小さな冷蔵庫でした。
椅子もいい
この椅子がやっぱり具合がよく、クッションも効いてます。リクライニングもできたと思います。
浴室
このあたりはビジネスホテルのバスルームですね。他とあまり変わりませんが、バスタブはそれなりに身体を伸ばせました。
その点はApaやルートインをしのいでます。
アメニティ類
これらは、その他のビジネスホテルと変わらないですかね。
なお、朝食会場はあまり広くなくて、主に地方出張のサラリーマンや工事関係者がかなり泊っているので、開くのと同時に行くか、時間をずらして遅く行くとあまり混んでないと思います。
たまたま出向いた時間が激込みでしたので、写真はありません。ビュフェ形式でありきたりのものを取って、さっと出てきたような感じですね。
でも、朝カレーを用意しているようです。
夕食は「これ」というところがなかったので、国道17号沿いにある「野郎めし」に出向きます。
徒歩5分。駅にもっと近ければ地方色豊かな食事もできたかも。
野郎めし
実はうちの近所にこの支店があるのですが、利用したことはありません。
やや早めの夕食でしたが、客は自分だけだったようです。
自宅ではほぼ飲まないビール。でも、旅では飲みます。
野郎めしではアルコール類がプレミアムモルツの小瓶しかないんだとか。けっこういい値段です。
上州もつ煮定食
さすがに群馬県なので、「上州」の付くもつ煮定食にしました。味は可もなく不可もなく、定番の味としかいいようがないです。
ところで、この野郎めし、築地銀だこと同じグループ会社でした。
地方に行くと、外食の店が極端に少なくなる地域もありますが、さすがに高崎のような都市部ですと、そんな苦労もないですね。
ホテルも朝食付きなので、この点はよかったです。それに、近くにセブンもありました。
ホテルシーラックパル、シングルでも部屋は広く、かなり良かったです。成田のApaのシングルルームの3倍くらいの広さがあるな。それでいて値段はApaの2/3くらいですぜ。
現在でも値段は変わらないみたいなので、別のところに出かけたらまた泊まってみたいですね。
めちゃくちゃ暑い日のこと。体感ですが、気温は40度にもなるような。
この日、高崎に泊まり、翌日に鉄道関連のとあるスポットに行く予定です。交通手段はクルマです。
この日は泊まるだけなので、ゆっくりと北へクルマを走らせます。最初に向かったのはこちら。
道の駅おがわまち
道の駅おがわまち
これまで、関東と東海などの道の駅に立ち寄っていますが、近県であるにもかかわらず、埼玉県の道の駅には無縁でした。この機会に立ち寄っていこうかと思ったのです。
そして、最初の道の駅が「道の駅 おがわまち」です。
ロケーションはよくない
和紙の里ということになっていて、紙漉き体験もできるとか。
関越道嵐山小川ICからやや距離はあるものの、20分程度で到着します。
道の駅にありがちですが、小川町の中心部からは外れていて、県道沿いにいきなり出てくる感じです。当然、カーナビで誘導されるのですが、看板が小さく、クルマの入り口も目立たないので、行き過ぎてしまいました。
近くのウエルシアで折り返して道の駅へ。
駐車場は普通車96台。身障者用4台。大型車7台となっています。
ただ、訪れたときは何かの工事を行っていて、それほどのスペースはなかったような気がしました。
スタンプ設置場所
紙漉き体験は併設の埼玉伝統工芸会館でできるようです。
また、農産物の販売所と工芸品等の土産物を販売するところはわかれています。食事は麺工房かたくりという食堂で提供されるようです。
スタンプ
スタンプ設置所は農産物販売所の外にありました。
上記リンクの中にある埼玉伝統工芸会館のページを参照すると、4月からリニューアル工事中のようで、今度の12月に再オープンするみたいです。
建物自体がいくつかにわかれていて、ここで何か楽しもうという感じにはなりませんでした。まあ、暑い日であったこともあるのですが。建物が統合されてコンパクトで機能的だと一度に見て回れると思うのですが。
さて、再オープン後はどうなることでしょうか。
もう1か所回ることにします。
道の駅はなぞの
下道で「道の駅 はなぞの」へ。
埋め込んだGoogle Mapでは関越道経由になってますが、県道や国道経由でも所要時間はあまり変わらないみたいです。実際にはちょっと渋滞区間がありましたが、高速代を節約するならやっぱり下道ですね。
道の駅はなぞの
関越道花園ICからすぐのところにあります。
駐車場は広く、普通車359台。身障者用7台。大型車42台となっています。
秩父夜祭のパネル
所在地は深谷市ですが、秩父夜祭の写真パネルが建物の壁面にありました。
秩父夜祭の山車
下から
そして、建物内には夜祭で使われる本物の山車があります。かなり大きなもので、1階部分だけでは足りずに吹き抜けのようにして2階部分に突き抜けるように設置してあります。
ただし、山車に触れることはできず、ガラスの仕切りで山車が囲われています。
やっぱりこの人
山車は秩父のものですが、深谷といえばネギとともに、この人でしょう。ちなみに、現物を見たことはありますが、手元に来たことはないんだな。
余談になりますが、この新札、海外の両替で対応しているものかどうか。一応、国際的な通貨なので、対ユーロ、対USドル、対中国元や近隣諸国では大丈夫かと思います。ですが、インドの南端カニャークマリとチュニジアのアルジェリア国境付近のタバルカというところでは、「日本円を初めて見た」といわれ、少々両替に時間がかかりました。
スタンプ設置所
本館とやや離れたオープンテラス前にスタンプが置いてあります
スタンプ
この時は気づきませんでしたが、ご当地のゆるキャラ、「ふっかちゃん」なるものが存在するようで、「ふっかちゃんミュージアム」もあるのだとか。
このあと、やはり下道を使い高崎まで出ました。
このトピックはしばらく続きます。
台湾(★)と日本は国交がありませんが、実際には多くの日系企業が進出しております。
★:正式には中華民国、Repblic of Chinaで、パスポートにはR.O.Cの印が押されます。中華人民共和国が「1つの中国」を主張し、国連に復帰と同時に中華民国が国連を脱退したので、国際的にはほぼ中華民国の国名は認められておりません。
SECOM
進出している企業の一部ですが、コンビニはセブンイレブンとファミリーマートがほとんどで、吉野家はあるし、ちょっとした空き地にはTimesのマークのパーク24の駐車場があるほどです。
タイほどではありませんが、日本食のチェーンは吉野家が多いですね。日本食ではありませんが、日系ということではサイゼリヤもありますね。
台湾は1945年まで日本が統治していたこともあって、みそ汁は当たり前に出てきます。カレーライスもあります。
日系企業のチェーン店でなくても、台湾人の起業した日本食の店も結構ありますね。
と、いうことで、昨年5月に旅した台湾での日本食を記事にいたします。
左榮のお店
日本語の混じる店名のロゴです。「TAKO CURRY」は読めますが、ひらがなは「たこちゃん」、カタカナは「カレ」でしょうか。
台北から高鐵で左榮に行ったとき、ちょうどお昼だったので迷いに迷ってこの店で昼食をとることにしました。
メニュー
写真もあるので指差しで注文は通りますが、日本語と英語の表記もあります。なんともわかりやすいです。
かつ丼、猪排丼です。140元と「かつや」の料金ほどでしょうか。ただし、汁物は付きません。味は合格です。
斗六にあったモスバーガー。
結構朝食に苦労し、早朝から空いているのは駅前のマクドナルドとここくらいでした。
モスのセット
ここ、ほぼ日本のモスと変わらないでしょう。セットで70元。ドリンクはこんなサイズでなくてもいいのですが。
ま、日本食とはいえませんけど
福勝亭
前回もちょっと出しましたが、福勝亭というチェーン店です。新竹の店ですが高雄車站近くにもあります。
とんかつのチェーン店ですが、ひとりでもボックス席に座れるという、ファミレス的な位置づけです。
ふりかけがのります
台湾では外食で出されるごはんにはふりかけがあらかじめのっていることが多いです。白飯だけということはあまりないような感じがします。
サラダのようなもの
サイドメニューですかね。定食なので、こういうものも付いてきます。
パックの茶わん蒸し
至れり尽くせりですかね。
一応デザート
容器と中身が同じような色合いでわかりにくいですが、ゼリーのようなものでした。
この他、みそ汁とドリンクとしてアイスティが付きました。
これで250元。日本のファミレスとほぼ同じような価格帯ですね。
ちなみに、この店の下には吉野家があり、結構繁盛してました。
リンク付けておきます。
ラーメン
新竹から台北に戻ってきて、新竹で昼食を食べ損なったので、台北車站の上にあるラーメン店で小腹を満たしました。
230元なので、ちょっと高いですね。
台北車站周辺にはラーメン店もかなりありますね。台北車站上階にある店は割と高い料金を取ります。
夕食も台湾料理にこだわるのであyれば、店はあるものの、ひとりじゃ入りにくいんですよね。小吃の店はまあまあありますが、同じようなものに陥りやすいし。さっと入って時間を優先するならば、こうした店は便利だといえますね。
閑話休題。
ちょっと前まで、暑い日であっても「帽子」というものを被らない人生を送っておりました。
理由としては、A「着脱時に髪が乱れる」。B「被るとさらに暑くなって、なおさら髪が乱れる」。C「似合わない」。なんてところに落ち着いてました。
とはいえ、雨季のインドや東南アジアでは雨対策として防水仕様のトレッキング用のレインハットなどをこちらで買っていったこともあります。こちらはほぼ例外ですが。
それでも、あちらの雨季は夕方くらいにスコールが1時間ほど降ることがあるものの、日中はかなりの日差しだったりします。また、旅に出る前は仕事でなかなか忙しく、髪が伸び放題なんてこともあったり、現地で散髪したりします。これがなかなか意思の疎通が難しく、「いつものヘアスタイル」になることがまずありません。
そんなもろもろの事情から現地で帽子を購入することが何度かありました。
ヤンキースのキャップ
こちら、マレーシアのペナン島、ジョージタウンで購入したキャップです。2017年のこと。
帽子を売っている現地のスーパー(GAMA)で買ったと思います。現在、メジャーリーグベースボール(MLB)のワールドシリーズが行われていますが、オオタニさんが海を渡るのが2018年で、エンジェルスもドジャースもほぼ話題に上がりませんで、「だったらヤンキースのでも買っとくか」くらいのだったと思います。
ロゴもある
小生意気なことにメジャーリーガーが被る帽子と同じようなロゴも付いてます。
やっぱり
おお、やはり。中国の製品でした。ま、そうだよな。
メジャーリーグの各チームのオフィシャルの帽子がどこのメーカーで作られているのか判然としませんが、東急ハンズなどに行くとメジャーの全球団の帽子が売られています。よくわかりませんが、「諭吉」じゃなかった「渋沢の永ちゃん」1枚くらいの値段がするんじゃないすかね。
ま、何事にもバジェット派の自分ですから、そんな高額なものを持っていくはずがないです。それに買わんし。
汗のシミ
1回の旅でこれです。使い込んでクタクタですよ。タグを信じれば綿100%ですから、きちんと洗ってやらないと汗のシミは消えませんね。
こちら、コムタに近いGAMAという大きなスーパーでわずか20リンギ(当時のレートで540円)でした。
もっと安いのはこちら。
無印良品っぽい
バンコクの60バーツショップで購入したものです。
2018年、髪が伸び放題でそれを隠す意味もあって購入。だったら、ヤンキースの帽子を持って行けという話ですが、そういう発想はなかったです。
60バーツショップというのはあちらの百均ですね。実際、DAISOもあります。DAISOでも60バーツ均一です。当時のレートで210円くらい。日本の倍ですね。台湾にもDAISOがありまして、その時は50元均一でした。やっぱり、日本の百均が世界で最も安いと思われます。
やはり中国製
こちら、諸注意のついたタグに「Made In China」とありましたが、「色落ちしますので単独で洗濯してください」とか、マジに日本語で書いてありました。おそらくは日本のメーカーが中国の工場で作ったものでしょう。
これ、イマイチ帽子の形が気に入らないのですが、直後に飛んだスリランカで、サイクリングで遺跡巡りをした際には役立ちました。ポリエステル製なのですぐに乾きます。
でも、キャップはつばがあるので、ファインダーのあるデジイチやミラーレス一眼にはちょっと不向きなんですよね。
タダだったのがこちら。
「住宅」とか書いてあります
おそらくはポルトガル語。
ポルトガルのラーゴス(★)というところの不動産屋みたいなオフィスの前に大量に置いてあったものをいただいてきました。
★:イベリア半島南西部にある小都市で、沢木耕太郎の「深夜特急」に登場する「果ての岬」サグレスへの起点となるところです。
型崩れしない
内側に芯のようなものが入っているので、型崩れしません。
その他、タグが全くないので、洗濯方法とか素材がわかりません。でもかなり軽いです。
ラーゴスからファーロ。ファーロからスペインのアルヘシラス。そして、海をフェリーで渡った8月のモロッコは日差しが異なりました。ポルトガルもスペインもかなり暑かったのですが、モロッコの暑さは段違いでした。ま、役に立ちましたね。
5月にタイで使用
5月にタイにもっていきました。今回紹介したものの中で、唯一また海を渡った帽子でもあります。
暑季のタイの暑さも半端なく、この帽子をかぶっても汗が出てきます。一応汗で濡れまくらないようにバンダナも併用してましたが。
その後、きちんと洗っていませんが、汗の跡が白くなってはいませんね。意外に優れモノだったりして。
レインハット(右)
冒頭でちょっと紹介したレインハットはインドやタイ、台湾にも持っていきました。
真夏はともかく、涼しくなってきたら帽子をかぶっていてもそれほど暑くならないので、手持ちの帽子を持参しようかと。次回の台湾ですね。キャップではなく折りたためるこういうタイプが適しているような。
実はこういう現地購入の帽子、まだあるんです。今更気づきましたが、自分がどういう格好をしていようが(ツルッパゲだろうがロン毛だろうが)、現地の人は誰も知らないんだし、見知らぬ外国人に興味はないんだよね。
つうことで、こちらも気にせず、マイペースで過ごしてきたいと思います。あ、旅はまだまだですよ。
昨年5月のことです。
斗六から新竹へ。
自強號で向かいました。同じ時間帯に海線経由の區間快(★)もあったのですが、やっぱり早めに到着したいということで、普通に窓口で「新竹(シンチュウ)」と告げ、自強號に乗ります。それでも、2時間くらいはかかります。
★:西部幹線(縦貫線)には2ルートあって、海線が90.2km。山線が85.5km。ルートはどちらも新竹の南、竹南ー彰化となっていますが、山線のほうがメインとなるルートです。と、いうのも、台中を通るからです。區間快というのは途中駅をいくつか通過する快速に当たる列車です。特別料金は必要ありません。
新竹車站
新竹到着です。駅舎は1913年に作られたもので、日本統治時代のもの。台鉄の現存する駅舎では最も古いものだそうです。
新竹は風が強いことで知られ、ビーフン(米粉)が有名です。米を加工し、麺にする過程で乾燥させる必要があり、この風がビーフンの生産に適しているのだとか。
スープのビーフン
ホテルに荷物を置き、駅前の名もなき食堂でビーフンを頼みます。炒めたものを頼んだつもりが、スープ付きで出てきました。
リフトアップ
台湾では客が多そうな店で、さっと入り、さっと食べて出ていくようなところは、どんぶりも箸も、レンゲも使い捨てであることが多いです。洗う手間が省けますからね。
陶器のお皿を使うようなところでも、お皿にラップが敷かれて、その上に料理がのっているなんてことも多いです。こちらも、同じ理由ですね。
こういうことは肝炎患者が多いといわれる中国本土で見習ってほしいものです。ま、きちんと洗ってくれればいいことなんですが。
値段は50元くらいでしたかね。味は可もなく不可もなくといったところでした。
実は新竹のビーフンといったら、本命はまだ他にあったのです。
城隍廟
お寺のようではありますが、民間信仰の廟です。実はこの中にたくさんの飲食店があるのですね。
お宮
なんでも、城隍爺を祀るところなんだとか。台湾に限らず、中華圏では仏教寺院よりも民間信仰のお宮のほうが人気があります。台湾では、媽祖が人気です。関帝廟も民間信仰の対象のひとつですね。
振り返ると
店がびっしりと並んでいます。と、いうかお宮にたどり着く前に店の間を通り抜けないとたどり着けないのですが。
目指す店
ここです。阿城號。
百年老店なんて書いてあります。と、いうことは大正時代くらいからやっていることになるのかな。台南の再發號などは清の時代からの営業です。
炒米粉
こちらが食べたかった、炒めたビーフンです。もっとも、ここはこれが売りなので、これしかないということもあります(ビーフン以外のサイドメニューはあったと思います)。
これで、50元。
いただきます
箸は金属製でカウンターのようなところに一定の間隔で置いてありました。この金属の箸がなかなか扱いづらいです。
何のことはない、そぼろ肉とソースがかかっているだけなのに、美味いです。まさにB級グルメ。
確かに、これは美味かったのですが、あっという間に食べきってしまいますね。
まだ、夕食には時間があって、その時は別のうまいものを食べようと思うのですが、こうしたローカルグルメには遭遇しないですね。
とんかつ定食
結局はホテルのすぐそばにある、「福勝亭」という日本料理もどきのチェーン店で済ませました。
250元。日本のファミレスで夕食を食べるのとそう変わらないです。まあ、ドリンク、デザート付きなので、少しは安いですが。
台湾ではタイに日本料理のチェーン店が進出しているのとは違い、台湾人が創始者であるような日本料理っぽいチェーン店もかなりあります。タイではメニューに日本語が書かれ、注文も日本語で大丈夫ですが、台湾では日本語は通じませんね。
城隍廟へはこのようなルートで。
当面、昨年5月に旅した台湾の積み残しを記事にしたいと思います。
高雄から普悠瑪號(プユマ号★)で台南に移動します。
★:自強號(自強号)の1種で、東部幹線を中心に運行する台鉄の特急に相当する列車です。
台南で宿泊したのがこちら。
立和商務旅館台南館(LIHO Hotel)です。
一応、台南駅から徒歩圏内ですが、荷物がありますからね。キャリーバッグを引きずりつつ目指しました。
LIHo Hotel
ビルに入るホテルですが、フロントが8階にあり、それ以上の階が客室になっています。
当然、エレベーターを利用しますが、行けるのは8階までで、直接客室に行こうと思う場合は、カードキイをセンサーにかざさないと上がることはできません。
客室
結構広めの部屋でした。フロアはカーペット敷きでした。日本から見たら、台湾は南国であるし、ましてや北回帰線を超えていますので、5月といえども暑いです。
東南アジアではほぼ木やリノリウムのフローリング、ひんやりした感触が当たり前なんですが、やや暑苦しいカーペットでした。ま、エアコン(★)が効きますので、問題ありませんが。
★:この設定温度が18度あたりが標準でそのままだと冷えすぎです。
バルコニー付き
そして、なんとのバルコニー付きです。しかも、向かいにはビルなどがなく、相手に見られるということがない。そして、物干しに使えそうな金具もあるのですね。しかも、ひもが張ってあります。ありがたく、洗濯物を干させていただきました。
この構造は元はマンションあたりだったのかも。
ポットと水
部屋にはこのようなものも。電気ポットはやはりありがたいです。しかも、お茶も飲めます。
ミネラルウォーターも2本付きます。
台湾のホテルではほぼ歯ブラシ(小さなチューブ付き)、くし、カミソリが付きます。当然浴室にはシャンプーと石鹸(あるいはボディソープ)がありますので、気にならない人はアメニティ用具なしでも行けますね。ただ、どれかが欠けている場合もありますので、せめて自前の歯ブラシと歯磨きチューブは持参したほうがいいと思います。
その点はさすがに商務旅館=ビジネスホテルです。
洗面所
トイレのわきにくずかごがありますが、これは使用後のペーパーを捨てるためにあります。
台湾の配水管が日本に比べて細くて詰まりやすいとか、紙の質が悪くて溶けにくいとか諸説あるのですが。ちなみに、「便器に捨てないように」とか「流さないように」という注意書きのないホテルでは大丈夫かと思います。
ただし、台湾人の習慣として「捨てない」「流さない」ことが身についているようなので、大丈夫なホテルでも便器のわきにはくずかごがあるはずですね。
欧州式
こちらがトイレットペーパーとなりますが、ロール紙ではなく、折りたたんだ状態のものが詰められています。これ、イタリアなどでは結構多いです。
シャワーのみ
まあ、安いホテルですので、バスタブはありません。カーテンがありませんが、やや傾斜がついているので、問題ないのでしょう。
使用後は浴室の床全体が湿っているような状態です。ですが、比較的早く乾きました。
冷蔵庫
かなり大きな冷蔵庫です。中身は空でした。やはりあると嬉しいです。
デスクなど
デスクでPC作業などを行いました。コンセントも十分にあります。
いうことありませんな。
ここ、2泊で5000円弱でした(宿泊のみ食事なし)。Agodaで20%オフ価格。それでも、今地図検索で見たところ、最安はAgodaで3000円と少し。穴場なんすかね。
ホテルの向い
宿泊には全く問題がありませんでしたが、ホテルの周辺はやや台南らしくない様子がありました。
まず、向いがこのような店。台湾ではパチンコ類はギャンブル性が高いから禁止されているようなことを耳にしたことがあります。パチスロはいいのかな。
無数のガチャポン
この類は台湾でもかなり目にします。こちら、ホテル側の歩道で、ビル全体の入口がこのあたりです。
よくわからないカジノみたいなものがずらっと入っているようでした。ホテルへのエレベーター入口とは関係ないので、こちらも問題ありません。
ですが、夕方あたりから正体不明の黒服男性が何人もたむろしているんですね。エレベーターにもたまに観光客・ビジネス客ではなさそうな着飾った姉ちゃんが乗ってきたりします。
まあ、こちらは何をされるわけでもなく、彼らが使っていそうなのは7階から下のようですので、まったく問題ないです。
さて、ホテル周辺には割と観光スポットもありますね。
赤嵌楼
元々はオランダが統治していた時代のプロビデンシャ城が元になった、赤嵌楼(チーカンロウ)が歩いてすぐです。
祀天武廟
こちらは台湾最大の関帝廟です。お参りする人が絶えません。
ここから安平へ
赤嵌楼のバス停からは安平地区へ行くことができます。
バス停はバスがあと何分で来るとかの表示が出ます。バス停の右が赤嵌楼で、左側の赤い建物が祀天武廟です。
まあ、このバス、便が少なくて時間をチェックしないと使い物になりませんが、歩こうと思えばそう安平も遠くないです。1度歩いたことがあります。
鄭成功の像
安平はこれまたオランダと鄭成功にまつわる観光スポットですが、美食のスポットでもあります。
また、ホテル周辺には度小月擔仔麺(擔仔麺)、再發號(ちまき)が近く、少々歩けばたくさんのB級グルメを堪能できますね。
ホテルのリンクをつけておきました。同系列のホテルが台北の西門あたりにもあるみたいです。
長らく次の旅を模索してきましたが、ようやく決定いたしました。
次の行き先は、こちらです。
そう、台北です。
台湾のポスト/2012年
これまで、台湾には6回ほど入国しております。ですが、桃園国際空港を出入国ポイントとしていても、地方に足を向けがちで、すぐにどこかに移動しているようなことが多かったです。
うち、1回は高雄小巻国際空港が出入国ポイントだったので、この時は高雄や台南、よくて台東を回って、台北はスルーだったりしました。
新北投温泉/2012年
最初の2回は割と台北を中心に観光もしました。中正紀念堂、忠烈祠、士林夜市、故宮博物院などなど、台北市内の観光スポットも回りました。でも、フィルムカメラがメインの時代(サブ機はデジカメでしたが)で、画素数の大きな画像は手元に残っていません。
烏來や九份なども回りました。ですが、現在の台北についてはほぼようわからん状態です。
これでも、台北で宿泊した日数が台湾では圧倒的に多いのですが、個人的な嗜好がどうも北回帰線から南に向いていたみたいです。
九份の猫/2012年
さて、今回は地方に足を延ばして宿泊するという時間の無駄を省き、すべて台北に泊まることにしました。
ま、短期であるということもあるのですが。
そして、以前回った台北市内の観光スポットを懐かしむというノスタルジックなことは多分しません。台北から日帰りで行けるようなところを回り続けようかと思ってます。
キーワードは「レトロ」になると思いますが。
まだまだ、旅立ちまでは結構時間があるので、しばらくは次回の旅とはあまり関係ない記事を書こうと思ってます。
4月に旅してきたタイのレポートのあと、何回か台湾の記事を書いているのですが、こちらは、昨年2023年5月の旅のレポの積み残しです。そのレポはこちらHatena Blogにはありませんで、本館のCafe de Castellaのほうにアップしています。
castellamoon.cocolog-nifty.com
併せて読んでみたいという方のためにリンクを埋め込んでおきます。
久々に旅立てるという嬉しさはあるものの、旅に対する期待感といったものがまだ、現実的じゃないんですよね。
とりあえずの報告でございました。