【教育】息子が不登校になりました_リターンズ(その21) (original) (raw)

こんにちは!えでゅあです。

2023年、小学6年生の夏休み後から突如学校へ行くことができなくなり、不登校に息子がなってしまいました。そんな息子を理解し、一緒に解決策を探すために日々奮闘しています。この記事は自問自答を繰り返す毎日を私なりに形として残し、同じような悩みを持っている方と共有したいと思い執筆しています。前回の記事はこちらです。

edua.hatenablog.com

前回の記事からの近況や新たに行動したことをお伝えしたいと思います。今回はついに夏休みも終わりました。息子の中学校では新学期の前に一度8月23日(金)に登校日がありその内容です。

夏の終わり登校日

夏休みに入って約1ヶ月他の子どもたちはその間に部活動がある日が何度かあったため既に登校している子もいました。息子のように部活へ参加していない子どもたちにとっては、本当に「久しぶり」の登校でした。この日は私もどうにか連れていってやりたい、その思いで半日休みを取得していました(職場の皆さんありがとう)。そして朝がやってきました。6時30分に起床してきた息子、これはいつもと変わらずといったところでした。前日には今日の話もしていました。

この2点を伝えていました。もちろん強要するものではなく、彼の可能性を信じて私なりの考えを伝えていました。過去の経験からだと、起きる時間が極端に遅くなる傾向が強かったため、「もしかすると?」そんな期待をしてしまいました。この日妻は仕事が早く、私と息子、弟たちが家に残っていました。そんな小学生の弟たちは気持ちよく夢を見ていました。

部屋には息子と2人になり様子を見ていましたが、寝室から出てきたあともゴロンとソファに寝転がって二度寝をしています。私も自身は時計の秒針が進むのを横目に支度を続けます。8時30分には朝の会が始まるためその5分前くらいには到着したい。その想いとそれを彼に押し付けてはいけないという想いがまるで私の中で2人の人格が綱引きをしているような状態になっていました。

8時を知らせる時計の音に「ふうっ」っと深呼吸。クーラーをかけているはずなのに気づけば手に汗が滲んでいました。そして**タイムアウト**、無意味に流れる朝のニュース番組の片隅の時刻は8時30分になっていました。弟たちも起きはじめ「おはよう」とこちらの支度も始まります。息子へ「どうするかな?」と声をかけても返事がない。厳しい状況になったことをハッキリと自覚しました。他の子たちの朝ご飯の準備を済ませ気づけば9時、10時、時計の示す時刻だけが進んでいっていました。ようやく動き始めた息子へ11時過ぎにはみんな下校することを伝え、「うーーーん」と長い返事が返ってきます。せっかく文句を言いながらもやった宿題だけでも提出しようと伝え、弟たちからも「行きなよ」と背中を押してもらってるのか焦らせれているのかわからない声をかけてもらいながら、ぼーっとした姿で動かない息子、これ以上私も言い過ぎるとダメだと思い、車のエンジンをかけ外の掃除をすることに。少し時間を空けて恐る恐る中へ入ると、制服に着替えている息子がいました。

「おっ!!」不登校になるまでこんな感情になったことは一度もありませんでしたが、登校できることを実感した瞬間に親としては込み上げてくるものがあります。湧き上がる感情を抑え、とにかく平常心を保ちながら「よし、じゃあ行こうか」とだけ伝え車乗り込み隣でシートベルトを装着する息子を横目で見つめ出発しました。このとき心の中ではコンフォートゾーンから抜け出し「よく決心した!!」という感情と、「ありがとう」という感謝の気持ちが溢れていました。

到着すると帰りの会が始まっていて、ガラガラと教室の戸を空けると全員の視線が息子へ集まります。先生から目で合図され自分の席に着席する息子を廊下から見守りました。着席して数分後には下校が始まり先生と私、そして息子の3人だけ教室に残りました。先生からは「良く来てくれたね」と感謝の言葉をもらいカバンからできている宿題を一つ一つ提出する息子、静かな空間と時間が流れその姿に私は胸が一杯になりました。苦しいことは分かっている、心で葛藤が起きていることも感じる、それでもできることを一つずつこなそうとしてくれている姿は私に勇気さえくれるものでした。

結果的には20分でしたが始業式にまた会うことを先生と言葉で約束し、この日は帰宅しました。「あーっ」と言いながら制服から私服へ着替える息子へ「ありがとう、行けてよかったね」と伝え、ドキドキの一日が終わりました。

この後、8月28日(水)の始業式は出席は叶いませんでしたが翌日29日(木)には全員が下校後の夕方に10分間だけ登校できました。残っていた宿題(全部はできていません)を提出できました。8月に2度登校できたことは彼にとって大きなものになったと思います。

今日の息子への一言

「本当に一歩踏み出す姿には勇気をもらっているよ。どんな形でもいい、あなたの人生が素敵に、そして自分で誇れるものになってくれることを期待します。一緒に何ができるか、何がやりたいか見つけていこう。」

夏休みに息子と食べに行ったかき氷、食べきるまでに何度も頭がキーンってなりながら黙々と食べる姿が印象的だった。心の氷も少しずつ溶け始めているように感じる。

家族のことで悩まれている方、同じように不登校で悩まれている方に少しでもお役に立てると幸いです。そして、同じ境遇で悩んでいる皆さんと一緒に一歩ずつ前に進んでいきたいと思っています。いつか素晴らしい経験として振り返られる日が来ることを信じて。

それでは。。。続きはまた!

この記事に対して何でも良いので、いいねやコメントいただけるとやる気に繋がり嬉しいです。

次回も気が向くままに

X(旧Twitter)アカウントはこちらです。個性をお互いに認め、ありのままの自分で生きられる人を増やすため日々模索し、自身も成長しながら歩んでいます。

https://x.com/free_edua

多くの人の力になりたいと思っています。

前回までの記事はこちら

edua.hatenablog.com

edua.hatenablog.com

edua.hatenablog.com

edua.hatenablog.com

edua.hatenablog.com

edua.hatenablog.com

edua.hatenablog.com

edua.hatenablog.com

edua.hatenablog.com

edua.hatenablog.com

edua.hatenablog.com

edua.hatenablog.com

edua.hatenablog.com

edua.hatenablog.com

edua.hatenablog.com

edua.hatenablog.com

edua.hatenablog.com

edua.hatenablog.com

edua.hatenablog.com

edua.hatenablog.com