新潮文庫とは 読書の人気・最新記事を集めました - はてな (original) (raw)

新潮文庫

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読書

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しんちょうぶんこ

新潮社の出版している文庫

他社の出している文庫本よりも、紙の質がよい。
また、スパン(ひもしおり)がついているのも特長。

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関連ブログ

杜~フォレスト~ 7時間前

【ノート】村上春樹『職業としての小説家』を再読する(1)職業としての小説家(新潮文庫) 作者:村上春樹 新潮社 Amazon メモ ▼今年(2024年)のノーベル賞発表に際しての村上春樹への「当てこすり」やら「バッシング」は、いつになく目障りなものでした。私は氏の作品を、評価し得る力もないし、大好きだというものでもありません。しかしながら、キモいと毛嫌いしているものでもありません。 氏の作品というより、対談集は好きなのですが(河合隼雄や小澤征爾ら)『海辺のカフカ』や『1Q84』は途中までしか読めていません。 今回この著作を読み返したいと思ったのは、私が小説「っぽいもの」を書いてみたからで、何か刺激を受けたいと考えたからでした。なお、今回読むのはおそ…

#村上春樹#新潮文庫

ネットで話題

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924ブックマークこの新潮文庫がスゴい!(徹夜小説編)dain.cocolog-nifty.com

819ブックマーク本好きが選んだ新潮文庫の160冊dain.cocolog-nifty.com

352ブックマーク本好きが選ぶ新潮文庫160冊に注目 “中の人”が語る「あらすじ」の秘密も - はてなニュースhatenanews.com

337ブックマークガブリエル・ガルシア=マルケスの歴史的傑作『百年の孤独』文庫版を2024年6月26日に発売決定! 今年の「新潮文庫の100冊」の目玉新刊として刊行いたします。prtimes.jp

225ブックマーク新潮文庫の100冊100satsu.com

211ブックマークAmazon.co.jp: フェルマーの最終定理 (新潮文庫): 本: サイモン シン,Simon Singh,青木 薫www.amazon.co.jp

206ブックマークある日の午後、平積みの文庫から1冊を手に取ったお客さんが、通りがかった書店員を呼び止めた | 新潮文庫メール アーカイブス | 新潮社ホーム > 新潮文庫 > 新潮文庫メール アーカイブス > ある日の午後、平積みの文庫から1冊を手に取ったお客さんが、通りがかった書店員を呼び止めた 客 「店員さん! 何コレ。ひどいよこの本」 書店員「お客さま、いかがいたしました?」 客 「いかがも何も、コレ見てよ、コレ」 書店員「新潮文庫の『生者と死者』...www.shinchosha.co.jp

189ブックマーク新潮文庫nex | 新潮社www.shinchosha.co.jp

129ブックマーク新潮文庫nexはライトノベルレーベルではありません、と新潮社発表togetter.com

関連ブログ

卯月ユウトの読書日記2日前

強く生きる女性の物語 -「とわの庭」小川糸 著目次 はじめに 感想 さいごに はじめに 皆さんこんにちは、卯月ユウトです。 今回取り上げる本は、小川糸さんの『とわの庭』です。 感想 家族が読み終えて保管している本の中で、タイトルに惹かれて読んでみました。 タイトルからはなんとなく優しい雰囲気なのかなと予想していたように、序盤は主人公の盲目の少女・とわと母の穏やかな二人暮らしが描かれています。大好きな母が言葉を、庭の様々な植物が四季を、鳥の合唱団が朝の訪れを教えてくれるーー。目が見えないながらも他の触覚で感じ取るとわの世界が、非常に温かく感じられました。 しかし、そんな穏やかな生活もだんだんと様子が変わってきます。母が働きに出てなかなか家に…

#小説#レビュー#とわの庭#小川糸#新潮文庫

カバ子の日記6日前

【ミッキーマウスの憂鬱】松岡圭祐 新潮文庫フィクションなのに、読み始めるとまるで本当の事のように思ってしまう… 次回ディズニーへ行く際は見る部分が違ってくる感じがしました。 ディズニーランドはやはり夢の国なのかもしれません。 【ミッキーマウスの憂鬱】簡単なあらすじ 松岡圭祐(マツオカ・ケイスケ) 【ミッキーマウスの憂鬱】あらすじとネタバレ感想 【ミッキーマウスの憂鬱】簡単なあらすじ 東京ディズニーランドでアルバイトすることになった21歳の若者。友情、トラブル、恋愛……。様々な出来事を通じ、裏方の意義や誇りに目覚めていく。秘密のベールに包まれた巨大テーマパークの〈バックステージ〉を描いた、史上初のディズニーランド青春成長小説。登場人物た…

#ミッキーマウスの憂鬱#松岡圭祐#新潮文庫#あらすじとネタバレ感想

杜~フォレスト~ 7日前

【読書メーター】こころの読書教室こころの読書教室 (新潮文庫) 作者:河合 隼雄 新潮社 Amazon 【18/01/31】 自分自身、精神科にかからなければならなくなったことから、一時期よく読んでいたが、最近はとんとお暇してしまっていた。一読目の感想は、やはり「こころ」というもの(?)の、わけの「わからなさ」である。極めて身近な存在であるだけに、わかっている「つもり」でいると、大やけどをすることになる。河合さんは、取り上げた本に連ねられていることば達とともに、真っ直ぐ「こころ」の深みへと私たちを誘う。いや、「こころ」では足りてないのではないか。それは「いのち」の深みなのではないのか。

#河合隼雄#新潮文庫

ぬこのイラストブックれびゅう20日前

『か「」く「」し「」ご「」と「 』住野 よる (著)のイラストブックレビューです画像の転載、複製、改変等は禁止します。 本記事およびイラストは https://ameblo.jp/0831nuko/ および https://nukobook.com/ で掲載されているものです。 上記以外で記事やイラストを掲載しているサイトがありましたら、ご一報いただけますと幸いです。転載や引用につきましてはご連絡ください。 『か「」く「」し「」ご「」と「 』 住野 よる (著) 新潮文庫 高校二年生の五人のクラスメイト。彼らはそれぞれに、人にはない特別な力を持っている。何かの役に立つようなものでもないけれど、この能力のおかげで彼女のことがどうも気になってしまう。それぞれが持つ能力から見え…

#か「」く「」し「」ご「」と「#住野 よる#新潮文庫#小説

ぬこのイラストブックれびゅう22日前

『ひとりでカラカサさしてゆく』江國 香織 (著)のイラストブックレビューです画像の転載、複製、改変等は禁止します。 本記事およびイラストは https://ameblo.jp/0831nuko/ および https://nukobook.com/ で掲載されているものです。 上記以外で記事やイラストを掲載しているサイトがありましたら、ご一報いただけますと幸いです。転載や引用につきましてはご連絡ください。 『ひとりでカラカサさしてゆく』 江國 香織 (著) 新潮文庫 のイラストブックレビューです。 大晦日の夜、東京駅から近いホテルに集まったのは八十六歳の篠田完爾、八十歳の重盛勉、八十二歳の宮下知佐子の三人。長い付き合いである彼らはバーラウンジで昔話に花を咲かせた後、ホテ…

#ひとりでカラカサさしてゆく#江國 香織#新潮文庫#小説

ぬこのイラストブックれびゅう1ヶ月前

『とわの庭』小川 糸 (著)のイラストブックレビューです画像の転載、複製、改変等は禁止します。 本記事およびイラストは https://ameblo.jp/0831nuko/ および https://nukobook.com/ で掲載されているものです。 上記以外で記事やイラストを掲載しているサイトがありましたら、ご一報いただけますと幸いです。転載や引用につきましてはご連絡ください。 『とわの庭』 小川 糸 (著) 新潮文庫 盲目の少女とわは、大好きな母と二人で暮らしている。母は本を読んでくれて、庭の木や草花、飛んでくる鳥などから移りゆく季節を教えてくれた。しかし、ある日母はいなくなった。孤独な闇の中で生き延びた少女は、そこから自分自身の人生を歩き…

#とわの庭#小川 糸#新潮文庫#小説

カバ子の日記1ヶ月前

【うちの子が結婚しないので】あらすじとネタバレ感想 垣谷美雨想像してみてください。 今あなたには28歳独身の1人娘がいます。 正社員ではあるけれど小さなアパレル会社勤務。若い子向けの服がメインの会社なので、年を取ると退職していく社員も多い。 娘は控えめで社交的ではなく、顔やスタイルは可もなく不可もなくといった感じ。 手に職があるわけでもなく、彼氏がいる気配ゼロ。 家のローンは後少し残っている。 1人娘なので、兄弟姉妹もなく将来どうやって生きていくのか? ふとそう考えた時、自分たちの老後の心配より娘の老後の方が気になってきませんか… 【うちの子が結婚しないので】あらすじ 【うちの子が結婚しないので】作者 【うちの子が結婚しないので】ネタバレ感想 【うちの…

#うちの子が結婚しないので#垣谷美雨#新潮文庫#本#あらすじ#ネタバレ感想

本はねころんで1ヶ月前

なんとか間に合ったか本日に作家の宇能鴻一郎さんが亡くなったとの報道がありました。 当方が学生時代には宇能さんは、すでに人気作家となってたくさんの作品を 発表していたのですが、そのせいもあってか、宇能さんの初期の作品はほとんど 目にすることが出来ずでありました。 ただただ宇能さんの芥川賞を受けた「鯨神」の古書価が高いということだけ が聞こえてくるだけでありました。 この場で話題にしたものでは、2016年にありましたです。 vzf12576.hatenablog.com 2011年の平松洋子さんの「野蛮な読書」を、この頃に入手、そこで「宇能鴻一郎 私論」というのがあって、これに驚いたことです。 宇能さんの熱心なファン…

#宇能鴻一郎#大江健三郎#新潮文庫#平松洋子

暁降ちのころ2ヶ月前

読了 儚い羊たちの祝宴ランキング参加中読書 著者 米澤 穂信 www.shinchosha.co.jp 夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」。夏合宿の二日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、四年目にはさらに凄惨な事件が。優雅な「バベルの会」をめぐる邪悪な五つの事件。甘美なまでの語り口が、ともすれば暗い微笑を誘い、最後に明かされる残酷なまでの真実が、脳髄を冷たく痺れさせる。米澤流暗黒ミステリの真骨頂。 ~~~~~以下、感想。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 米澤穂信さんは『満願』という作品を読み、ハマってしまった。本作品は、その満願のレビ…

#読書#儚い羊たちの祝宴#米澤穂信#新潮文庫#ミステリー小説

tamutamu2024のブログ1日前

NHK-BSドラマ 『団地のふたり』で共演の「小林聡美」「小泉今日子」が書いた、喜びと恰好よさが伝わる本たち(レビュー)(2024年10月16日『Book Bang』)NHK-BSドラマ『団地のふたり』HPより 小林聡美『わたしの、本のある日々』は2016年から約6年、毎月2冊の本を紹介した雑誌連載をまとめたものだ。多読の方なんだろうなと勝手に思っていたが、自分は読書家ではないと幾度も念を押すように書かれている(まえがきに〈原稿を納めたら心はもう、来月の本のこと〉とあり「わかる!」と思わずつぶやいてしまった)。しかし、しんどくても「読んでは書き」を繰り返しているとそれはやがて自身の貴重な記録となる。〈読み返してみると(中略)「こんなに、ほんとに読んだのね」と不思議な感動をおぼえます〉というあとがきの言葉にも強く共感した。 『わたしの、本のある日々』小林聡美[…

Spiral Fiction Note’s diary1日前

Spiral Fiction Note’s 日記(2024年10月1日〜2024年10月15日)9月下旬の日記(2024年9月16日から9月30日分) 10月1日一昨日ぐらいから少しだけ右肩がだるく感じていたのが少し広がっているような気がする。喉の痛みや咳は出ていないけど、これは風邪の引き始めなのか、コロナウイルス的なものなのかわからない。10月1日日付が変わってからこの日記の9月上旬をアップして、noteの半年前の日記をアップした。 元々仕事をする日ではなかったけど、夕方に会社の自分が所属しているセクションのキックオフ的なものがあるらしく、リモートしてお昼過ぎに向かうというスケジュールだった。昨日のお昼に書店で買っておいたマーク・フィッシャー著/セバスチャン・ブロイ訳/河南瑠莉訳『K-…

富柏村日剩1日前

安部公房展「21世紀文学の基軸」神奈川近代文学館甲辰年九月十三日。気温摂氏15.2/26.2度。晴。水戸から横浜にJRで行く場合(営業距離121.3km)大人の休日割引は片道か往復で200km以上なので往復とすれば割引だが帰りに新宿に寄るとすると「東京近郊区間」のエリア内のため途中下車不可。シミュレーションしてみたところ水戸~東京(山手線内)で往復として品川~横浜を乗り越し(IC運賃303円)復路は横浜~渋谷を新宿湘南ラインか東横線で移動して山手線内から水戸まで復路の割引運賃を使ふのが最もお得。今朝は特急が鶯谷駅を通過して上野駅のホームに入るところで「緊急停止します、ご注意ください」で飛び込み自殺か?となつたが上野駅で「具合の悪くなつた客の…

読書とカフェの日々1日前

10月15日:最近読んだ本についていつものことながらお久しぶりの読書日記です。もっとこまめに書きたい。前回の日記以降に読んだ本、買った本、読んでいる本についてのひとことを書いていこう(結局書ききれず、最近読んだ本だけ)。 安部公房『水中都市・デンドロカカリヤ』あと2ヶ月半で2024年終わるけど、安部公房生誕100年らしいので未読を集めながら読んでいる。これは初期の短編傑作選のような作品。表題作の『デンドロカカリヤ』は主人公のコモン君がデンドロカカリヤ(菊のような葉をつけた、あまり見栄えのしない植物)になってしまうお話。なんで植物なの。 結局、植物への変形は、不幸を取り除いてもらったばっかりに幸福をも奪われることであり、罪から解…

情報障害1日前

047 ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルーぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫) 作者:ブレイディみかこ 新潮社 Amazon

dondonの読書日記1日前

10月半ばでも30度になるとは10月半ばでも30度になるとは。心地よい秋はいつになったら来るのでしょうか。かといってる間に一気に冬になりそう。日本は四季がなくなって夏と冬だけになるのでしょうか。 日本ハムがとりあえず最初のハードルをクリア。ソフトバンクを破って日本シリーズにたどり着くことを期待したい。日本ハムvs阪神ならべすとだったがこれはかなわぬ夢でした。 91冊目。QEDシリーズとは異なり、こちらは過去の歴史のみにフォーカスし、現在の事件は発生しない物語。もしかしたら、高田御大はこのタイプの話を書きたかったのでは。QEDは受け狙いで現在と過去の事件をハイブリッドした話にしたのではないか。ところで、現在進行中のリアル世界…

ライ麦畑で叫ばせて2日前

感想59『きみのためのバラ』・『ポイズンドーター・ホーリーマザー』96. 池澤夏樹『きみのためのバラ』(新潮文庫) 再読したい度:☆☆☆☆★ 『夏の朝の成層圏』以来の著者作。世界各地を旅する著者だからこそ書けるであろう、味わい深い8編が収録されている。国内外さまざまな場所が舞台となっているが、人や場所に左右されない揺るぎない感情が根幹にあるからだろうか、すんなりと入り込める作品ばかりだ。 いくつか印象深かったものを挙げる。まずは『都市生活』。航空券の取り違いなど、出張における道中のいざこざが、本音っぽい文句とともに描かれている。旅における一度限りの出会いというのも共感できるところがあって良い。表題作『きみのためのバラ』。乗り物で持ち主不明の荷物を発見したとき…

うさるの厨二病な読書日記2日前

太平洋戦争(十五年戦争)とは何だったのか&村上春樹が語るノモンハン事件について日本の歴史 (25) 太平洋戦争 (中公文庫) 作者:林 茂 中央公論新社 Amazon 太平洋戦争(十五年戦争)は、知れば知るほど何なんだろうなという思いが強くなる。 「戦争は自国も他国も含めて多くの人が犠牲になる、悲惨であり起こしてはいけないものだ」 そういう人道的な前提はおいておくにしても、起こった過程、どの段階の経過、どこの戦場の判断を見ても、指導部の人間たちが合理的な考え方を放棄しているように見える。 それぞれがそれぞれの思惑で好き勝手なことをする。その目算は多くの場合「こうなるだろう」という推測、ですらなく「こうなって欲しい」という希望的な観測に基づく。 だから当然目論見通りにいか…

Living, Loving, Thinking, Again2日前

昭和26年の異邦人戦後フランス思想-サルトル、カミュからバタイユまで (中公新書 2799)作者:伊藤 直中央公論新社Amazon異邦人 (新潮文庫)作者:カミュ新潮社Amazon伊藤直『戦後フランス思想』*1から。 (前略)[アルベール・カミュの]代表作である小説『異邦人』*2は、一九五一年に日本語訳が刊行されると大きな反響を呼び起こした。衝撃は時の文壇にも及び、小説家広津和郎*3と批評家中村光夫*4とのあいだに『異邦人』論争が勃発している。太陽のせいで殺人を犯す青年を、乾いた筆致で描いたこの小説をどう読むべきか。両者の白熱した論争は「人生とは何か」「いかに生きるか」という人生論のテーマを軸にして、新聞や文芸…

プロ独女のライフハックブログ2日前

【午後ロー】映画ザ・マミー~感想:「重瞳の表現」をはじめて印象づけられた作品この一眼球に2つの瞳の表現が強烈に印象深くのこっている映画です。

nekonoongaeshi’s diary2日前

血に呪われた一族の百年の歴史と「猫が笑えば」この3連休は行楽日和でした。どこかお出かけになりましたか。 一生に一度は訪ねてみたい、紅葉の名所「八幡平」。 思うところがあって今年の八幡平行は来年に持ち越しとなりました。 先週急激に寒くなり、ふたりとも風邪気味で片道14時間の車の旅は、しんどいだけで観光を楽しめそうにないというのが延期の理由のひとつです。 昨年行った立山は吹雪でほとんど視界は0状態でしたので、今年も行きたそうでしたが 駐車場がいっぱいになっているらしく、これも断念しました。そんなわけで珍しく家でテレビを見て3日間を過ごしていました。 テレビをつけるとちょうど二百名山の「栗駒山」1626mの絶景が。小学生の頃、家族で行ったこと…

odd_hatchの読書ノート2日前

亀山郁夫「ドストエフスキー「悪霊」の衝撃」(光文社新書) 共産党支配からマフィア資本主義に転換したロシアでは、予言の書として衝撃となった。日本では?日本では「悪霊」の翻訳は5種類あり(入手しやすいのは新潮文庫の江川卓訳と光文社古典新訳文庫の亀山郁夫訳とKINDLEの米川正夫訳)、当初から「スタヴローギンの告白」も挿入されていた。 ロシアでは事情が異なる。レーニンが「悪霊」を無価値とみなし、共産党は社会主義を否定する悪質な本という扱いで発禁同然だった。読めるようになったのは1971年になってから。「スタヴローギンの告白」原稿が見つかったのは1906年だ(異稿発見が1921年)が、その版には「スタヴローギンの告白」は挿入されていない。「スタヴローギンの告白」がついた版が出版されたのは1990年以降だった。(亀山郁夫「謎とき『悪霊』」(新潮選書…

餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?2日前

【珠玉!】山藤章二「夕刊フジ」連載イラストエッセイ《文庫》オールガイド今月初旬…。 稀代のイラストレーターであり、エッセイストでもある山藤章二先生が、逝去されてしまった。 僕は、先生のライフワークと言える「ブラックアングル」や、エッセイストとしても超一流だったことを証明する「アタクシ絵日記」について言及し、大いに偲んだ。 しかしそれは、山藤先生が遺された多大な作品群のうち、ほんの一部を紹介させていただいたに過ぎなかったのである。 とりわけ、「夕刊フジ」紙において、多数の超人気作家たちと組んで発表したイラストエッセイ群は秀抜だった。 そもそも僕が最初に、山藤先生のイラストに出会って痺れたのも、この連載企画だった。 そう。 僕が子どもの頃から敬愛し、心酔している筒井…

生存記録2日前

ヨコハマの安部公房と骨付き鳥せっかく天気のいい3連休、1日くらいはどこかへ出かけないともったいない、と思い(昨日『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』を見に映画館へは行った*1)、はるばる横浜まで行ってきた。めあては神奈川近代文学館で開催中の安部公房展。 koboabe.kanabun.or.jp 単独行。荷物になるのでカメラは持っていかなかった。ボディバッグに財布と家の鍵とスマホとワイヤレスイヤホンのみ入れて出発。 電車に揺られること約90分。ちょっとした小旅行だ。元町・中華街、遠かった。到着する頃には尻は痛いし腰や肩は強張るし、電車の座席に長時間座っているのが年々しんどくなっている。リクライニングできればだいぶ負担は軽減さ…