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惟光

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関連ブログ

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸1ヶ月前

【10分で聴く源氏物語 第9帖 葵13完〈あおい〉】惟光は結婚のための餅を 少納言の娘の弁に御寝室の枕元に差し上げるよう頼んだ。少納言は源氏の好意に涙した。結婚の儀式もして、源氏は若紫に夢中 by🐱🌷【源氏物語183 第九帖 葵56】惟光は結婚のための餅を 少納言の娘の弁に御寝室の枕元に差し上げるよう頼んだ。少納言は源氏の好意に涙した。 〜人間はあさましいものである、 もう自分は一夜だって この人と別れていられようとも思えないと 源氏は思うのであった。 命ぜられた餠を惟光は わざわざ夜ふけになるのを待って持って来た。 少納言のような年配な人に頼んでは きまり悪くお思いになるだろうと、 そんな思いやりもして、 惟光は少納言の娘の弁という女房を呼び出した。 「これはまちがいなく御寝室のお枕もとへ 差し上げなければならない物なのですよ。 お頼みします。たしかに」 弁はちょっと不思議な気はしたが…

#三日夜の餅#惟光#少納言#枕元#亥の子餅

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11ブックマーク魔性の女の出現【源氏物語 45 第4帖 夕顔11】魔性の女が 恨み言を言いながら女君に手に掛ける。源氏は、随身に魔除けの弦打ちを命じ、惟光を呼ぶ - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸syounagon.hatenablog.com

10ブックマーク🌸若紫を迎える【源氏77 第五帖 若紫20】兵部卿の宮が女王を迎えに来ることになった。源氏は左大臣家に行っていたが 惟光からその事を聞いて 女王を二条院に迎える。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸syounagon.hatenablog.com

8ブックマーク【源氏物語122 第八帖 花宴6】春の宴であった有明の女君が誰か気になる源氏。良清や惟光に退出する車を見張らせる - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸syounagon.hatenablog.com

8ブックマーク恋しい人の面影を追う源氏【源氏物語67 第五帖 若紫10-2】藤壺の宮に縁故があり、恋しい人の面影を持つ少女を引き取りたいという思いが深まり、惟光を北山に遣わす。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸syounagon.hatenablog.com

8ブックマーク【源氏物語529 第15帖 蓬生29】惟光は自分の名を告げた。家の人達は、狩衣姿の惟光を狐か何かと思ったが、姫君がまだおいでなのか聞くと皆 笑い出した。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸syounagon.hatenablog.com

7ブックマーク源氏は夕顔に夢中になる【源氏物語 40 第4帖 夕顔 6】惟光の努力で 源氏は身分を隠し 夕顔の女君に通うようになる。鷹揚で不思議な魅力に源氏は夢中になる - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸syounagon.hatenablog.com

5ブックマーク【源氏物語532 第15帖 蓬生32】惟光は草の露を払いながら案内した。木の枝から散る雫も秋の時雨のように降る。源氏は指貫の裾を濡らしながら訪ねていく🌿 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸syounagon.hatenablog.com

関連ブログ

源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸4ヶ月前

【源氏物語687 第21帖 乙女42】姉に夕霧の手紙を渡した息子を咎める惟光。若君と知ると笑顔になって「‥女官のお勤めをさせるより貴公子に愛される方が良い。私も明石の入道になるかな」と言う。五節の弟で若君にも丁寧に臣礼を取ってくる惟光の子に、 ある日逢った若君は平生以上に親しく話してやったあとで言った。 「五節はいつ御所へはいるの」 「今年のうちだということです」 「顔がよかったから私はあの人が好きになった。 君は姉さんだから毎日見られるだろうからうらやましいのだが、 私にももう一度見せてくれないか」 「そんなこと、私だってよく顔なんか見ることはできませんよ。 男の兄弟だからって、あまりそばへ寄せてくれませんのですもの、 それだのにあなたなどにお見せすることなど、だめですね」 と言う。 「じゃあ手紙でも持って行ってくれ」 と言って、若君は惟光《これみつ》の子に手紙を渡した。 これ…

#日かげにもしるかりけめや少女子が天の羽袖にかけし心は#明石入道#惟光#藤典侍#夕霧

源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸4ヶ月前

【源氏物語684 第21帖 乙女39】浅葱《あさぎ》の袍を着て行くことが嫌で、若君は御所へ行かなかったが 五節を機会に、好みの色の直衣《のうし》を着て宮中へ出入りすることを許された。浅葱《あさぎ》の袍《ほう》を着て行くことがいやで、 若君は御所へ行くこともしなかったが、 五節を機会に、 好みの色の直衣《のうし》を着て宮中へ出入りすることを 若君は許されたので、その夜から御所へも行った。 まだ小柄な美少年は、 若公達《わかきんだち》らしく御所の中を遊びまわっていた。 帝をはじめとしてこの人をお愛しになる方が多く、 ほかには類もないような御 恩寵《おんちょう》を 若君は身に負っているのであった。 五節の舞い姫がそろって御所へはいる儀式には、 どの舞い姫も盛装を凝らしていたが、 美しい点では源氏のと、 大納言の舞い姫がすぐれていると若い役人たちはほめた。 実際二人ともきれいであ…

#浅葱#光る君へ#惟光#五節の舞姫#大納言

🪻源氏物語&古典blog 和歌&漢文🪻1年前

心から 常世《とこよ》を捨てて 鳴く雁を 雲のよそにも 思ひけるかな〜中秋の十五夜 源氏の君を囲んで過ごす。惟光の歌🌖心から 常世《とこよ》を捨てて 鳴く雁を 雲のよそにも 思ひけるかな 中秋の十五夜 源氏の君を囲んで過ごす。惟光の歌🌖 〜自分から故郷である常世を捨てて 旅の空に鳴いて行く雁を ひとごとのように思っていたことよ。 【第12帖 須磨 すま】 初雁《はつかり》は 恋しき人の つらなれや 旅の空飛ぶ声の悲しき と源氏が言う。 良清《よしきよ》、 かきつらね 昔のことぞ 思ほゆる 雁はそのよの友ならねども 民部大輔《みんぶたゆう》惟光《これみつ》、 心から 常世《とこよ》を捨てて 鳴く雁を 雲のよそにも 思ひけるかな 前右近丞《ぜんうこんのじょう》が、 「常世《とこよ》出《い》でて 旅の空なる かりが…

#民部大輔#惟光#良清#右近丞#心からとこよを捨てて鳴く雁を雲のよそにも思ひけるかな

源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸1年前

【源氏物語530 第15帖 蓬生30】老いた女房は、末摘花の姫君が大変な苦労をしながらも待ち続けていたことを伝える。惟光は源氏に初めからの事を報告した。「変わっていらっしゃれば こんなお邸にそのまま住んでおいでになるはずもありません。 御推察なさいまして あなたからよろしくお返辞を申し上げてください。 私どものような老人でさえ経験したことのないような 苦しみをなめて今日までお待ちになったのでございますよ」 女たちは惟光にもっともっと話したいというふうであったが、 惟光は迷惑に思って、 「いやわかりました。ともかくそう申し上げます」 と言い残して出て来た。 「なぜ長くかかったの、どうだったかね、 昔の路《みち》を見いだせない 蓬原《よもぎがはら》になっているね」 源氏に問われて 惟光は初めからの報告をするのであった。 🌿緑葉は薫る writte…

#蓬生#惟光#末摘花#常陸宮#常陸宮家

源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸1年前

【源氏物語529 第15帖 蓬生29】惟光は自分の名を告げた。家の人達は、狩衣姿の惟光を狐か何かと思ったが、姫君がまだおいでなのか聞くと皆 笑い出した。「いらっしゃったのはどなたですか」 惟光《これみつ》は自分の名を告げてから、 「侍従さんという方にちょっとお目にかかりたいのですが」 と言った。 「その人はよそへ行きました。 けれども侍従の仲間の者がおります」 と言う声は、昔よりもずっと老人じみてきてはいるが、 聞き覚えのある声であった。 家の中の人は惟光が何であったかを忘れていた。 狩衣《かりぎぬ》姿の男がそっとはいって来て、 柔らかな調子でものを言うのであったから、 あるいは狐か何かではないかと思ったが、 惟光が近づいて行って、 「確かなことをお聞かせくださいませんか。 こちら様が昔のままでおいでになるかどうかお聞かせください。 私の主人…

#惟光#蓬生#末摘花#狐#狩衣

源氏物語&古典🪷少納言の独り言1年前

夕顔を失い 悲しみのあまり落馬する源氏😢〜惟光が横に添って行った。 加茂川堤に来てとうとう源氏は落馬したのである。【第4帖 夕顔】〜馬をはかばかしく御して行けるふうでもなかったから、 惟光が横に添って行った。 加茂川堤に来てとうとう源氏は落馬したのである。 失心したふうで、 「家の中でもないこんな所で自分は死ぬ運命なんだろう。 二条の院まではとうてい行けない気がする」と言った。 【第4帖 夕顔】 「もう明け方に近いころだと思われます。 早くお帰りにならなければいけません」 惟光《これみつ》がこう促すので、源氏は顧みばかりがされて、 胸も悲しみにふさがらせたまま帰途についた。 露の多い路《みち》に厚い朝霧が立っていて、 このままこの世でない国へ行くような寂しさが味わわれた。 某院の閨《ねや》にいたままのふうで夕顔が寝ていた…

#夕顔#落馬#加茂川#堤#惟光

源氏物語&古典🪷少納言の独り言1年前

病気の乳母を見舞って 涙を流しながら優しい言葉をかける😢 みな感動してたのに、速攻 恋の狩人になる源氏😅切り替えはやすぎやろ💃〜第4帖 夕顔🌿「母や祖母を早く失《な》くした私のために、世話する役人などは多数にあっても、 私の最も親しく思われた人はあなただったのだ。 大人になってからは少年時代のように、 いつもいっしょにいることができず、 思い立つ時に すぐに訪ねて来るようなこともできないのですが、 今でもまだあなたと長く逢《あ》わないでいると 心細い気がするほどなんだから、 生死の別れというものがなければよいと 昔の人が言ったようなことを私も思う」 しみじみと話して、 袖で涙を拭《ふ》いている美しい源氏を見ては、 この方の乳母でありえたわが母も よい前生《ぜんしょう》の縁を持った人に違いないという気がして、 さっきから批難がましくし…

#惟光#夕顔#見舞い#阿闍梨#祈祷

源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸1年前

【源氏物語348 第13帖 明石10】前播磨守 明石入道が良清に面会したいと申し出た。良清は訳のわからぬ風であったが、源氏は昨夜の夢のこともあり良清に会ってやれと言った。渚《なぎさ》のほうに小さな船を寄せて、 二、三人が源氏の家のほうへ歩いて来た。 だれかと山荘の者が問うてみると、 明石《あかし》の浦から前播磨守《さきのはりまのかみ》入道が 船で訪ねて来ていて、 その使いとして来た者であった。 「源《げん》少納言さんがいられましたら、 お目にかかって、 お訪ねいたしました理由を申し上げます」 と使いは入道の言葉を述べた。 驚いていた良清《よしきよ》は、 「入道は播磨での知人で、 ずっと以前から知っておりますが、 私との間には双方で感情の害されていることがあって、 格別に交際《つきあい》をしなくなっております。 それが風波の害のあった際に何を言って来たのでしょう…

#播磨#播磨守#良清#惟光#百人一首

源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸1年前

【源氏物語342 第13帖 明石4】「住吉の神、この付近の悪天候をお鎮めください。慈悲そのものであなたはいらっしゃるはずですから」と源氏は言って大願を立てた。「私はどんな罪を前生で犯して こうした悲しい目に逢《あ》うのだろう。 親たちにも逢えず かわいい妻子の顔も見ずに死なねばならぬとは」 こんなふうに言って歎く者がある。 源氏は心を静めて、 自分にはこの寂しい海辺で 命を落とさねばならぬ罪業《ざいごう》はないわけであると 自信するのであるが、 ともかくも異常である天候のためには いろいろの幣帛《へいはく》を 神にささげて祈るほかがなかった。 「住吉《すみよし》の神、 この付近の悪天候をお鎮《しず》めください。 真実|垂跡《すいじゃく》の神でおいでになるのでしたら 慈悲そのものであなたはいらっしゃるはずですから」 と源氏は言って多くの大願を立てた。…

#幣帛#惟光#良清#源氏物語#住吉神社

しぼりだし日記18日前

夏の最後に間に合った〜東山魁夷と日本の夏展山種美術館の東山魁夷と日本の夏展 明日までということで慌てて行ってきました。(日曜日の話ね) 山種美術館好きなんです。今年2回目。1月のはかわいい展示でした。ゆるかわ、癒しの日本美術っていうのだったかな? 癒しの日本美術 ほのぼの若冲 なごみの土牛でしたよ。 こういうの観に行きました 東山魁夷も好きなので何度か目なのですが、たまに観たくなるんですよね。 坂の上の美術館なのであんまり暑いと行けない気がしていたのですが、雨模様ということで急遽行って来た感じ。結局降らなかったんですけどほとんど曇り。良かった。暑かったら倒れそう💦 ここ着物か浴衣だと割引あるんですが、あんなところまで行ったら着崩れるじ…

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸18日前

【源氏物語 第4帖 夕顔〈ゆうがお〉】🌸源氏17歳夏から10月。 従者藤原惟光の母親でもある乳母の見舞いの折、 隣の垣根に咲くユウガオの花に目を留めた源氏が取りにやらせたところ、 邸の住人が和歌で返答する。 市井の女とも思えない教養に興味を持った源氏は、 身分を隠して彼女のもとに通うようになった。 可憐なその女は自分の素性は明かさないものの、 逢瀬の度に頼りきって身を預ける風情が心をそそり、 源氏は彼女にのめりこんでいく。 8月15日の夜、源氏は女の宿にすごし、 なお水入らずで落ち着ける場所をもとめ、 逢引の舞台として寂れた某院 (なにがしのいん、源融の旧邸六条河原院がモデルとされる) に夕顔を連れ込んだが、 深夜に源氏の夢に女性…

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸19日前

【10分で聴く源氏物語 21帖 乙女8】姉に夕霧の手紙を渡した息子を咎める惟光。若君と知ると笑顔に「‥女官のお勤めをさせるより貴公子に愛される方が良い。私も明石の入道になるかな」と言う。by🐱🌼【源氏物語684 第21帖 乙女39】浅葱《あさぎ》の袍を着て行くことが嫌で、若君は御所へ行かなかったが 五節を機会に、好みの色の直衣《のうし》を着て宮中へ出入りすることを許された。 〜浅葱《あさぎ》の袍《ほう》を着て行くことがいやで、 若君は御所へ行くこともしなかったが、 五節を機会に、 好みの色の直衣《のうし》を着て宮中へ出入りすることを 若君は許されたので、その夜から御所へも行った。 まだ小柄な美少年は、 若公達《わかきんだち》らしく御所の中を遊びまわっていた。 帝をはじめとしてこの人をお愛しになる方が多く、 ほかには類もないような御 恩寵《おんちょう》を 若君は身に負っているのであっ…

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸19日前

【10分で聴く源氏物語 21帖 乙女7〈おとめ〉】夕霧の若君には、「‥貴公子でおありになっても、最初の殿様が 浅葱《あさぎ》の袍《ほう》の六位の方とは」と姫君の乳母の言う声も聞こえるのであったby😿🌼【源氏物語679 第21帖 乙女34】夕霧の若君には、「‥貴公子でおありになっても、最初の殿様が 浅葱《あさぎ》の袍《ほう》の六位の方とは」と姫君の乳母の言う声も聞こえるのであった。 〜「伯父《おじ》様の態度が恨めしいから、 恋しくても 私はあなたを忘れてしまおうと思うけれど、 逢わないでいてはどんなに苦しいだろうと 今から心配でならない。 なぜ逢えば逢うことのできたころに 私はたびたび来なかったろう」 と言う男の様子には、 若々しくてそして心を打つものがある。 「私も苦しいでしょう、きっと」 「恋しいだろうとお思いになる」 と男が言うと、雲井の雁が幼いふうにうなずく。 座敷には灯《ひ》がと…

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸1ヶ月前

【10分で聴く源氏物語 第18帖 松風1〈まつかぜ〉】入道夫人の祖父の中務卿親王の別荘が、嵯峨の大井川の側にあった。入道は、明石の上と姫君の住まいにしようと手入れをする by 🐱🍁【源氏物語577 第18帖 松風1】東の院が落成したので 花散里をはじめ夫人達を源氏は移らせた。中央の寝殿は源氏が休憩したり客を招いたりした。 〜東の院が美々しく落成したので、 花散里《はなちるさと》といわれていた夫人を源氏は移らせた。 西の対から渡殿《わたどの》へかけてをその居所に取って、 事務の扱い所、家司《けいし》の詰め所なども備わった、 源氏の夫人の一人としての体面を 損じないような住居《すまい》にしてあった。 東の対には明石の人を置こうと源氏はかねてから思っていた。 北の対をばことに広く立てて、 かりにも源氏が愛人と見て、 将来のことまでも約束してある人たちのすべてを そこへ集めて…

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸1ヶ月前

【10分で聴く源氏物語 第15帖 蓬生6〈よもぎう〉】廃邸じみた家に一人寂しく待っていただろう末摘花を思うと、源氏は自分が冷酷であったと反省した。源氏は姫君を訪ねる事にした‥よかった✨ by 🐱🌿【源氏物語528 第15帖 蓬生28】惟光は荒れた屋敷に入ったが人の気配はない。帰ろうと思ったら月が差し、老女の咳が聞こえた。 〜惟光は邸の中へはいってあちらこちらと歩いて見て、 人のいる物音の聞こえる所があるかと捜したのであるが、 そんな物はない。 自分の想像どおりにだれもいない、 自分は往《ゆ》き返りにこの邸《やしき》は見るが、 人の住んでいる所とは思われなかったのだからと思って 惟光が足を返そうとする時に、 月が明るくさし出したので、 もう一度見ると、格子《こうし》を二間ほど上げて、 そこの御簾《みす》は人ありげに動いていた。 これが目にはいった刹那《せつな》は恐ろしい気さえしたが、 …

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸1ヶ月前

【10分で聴く源氏物語 第15帖 蓬生5】姫君と侍従は歌を交わした。姫君は非常に泣き、侍従は命ある限り誠意を誓った。頼りの侍従までも去り、雑草に囲まれた中の家で 末摘花は一人で寂しく暮らした by😿🌿【源氏物語523 第15帖 蓬生23】末摘花の姫君と侍従は二人で歌を交わした。姫君は非常に泣き、侍従は命ある限り誠意を誓った。 〜「絶ゆまじき すぢを頼みし 玉かづら思ひの ほかにかけ離れぬる 死んだ乳母《まま》が遺言したこともあるからね、 つまらない私だけれど一生あなたの世話をしたいと思っていた。 あなたが捨ててしまうのももっともだけれど、 だれがあなたの代わりになって私を慰めてくれる者があると思って 立って行くのだろうと思うと恨めしいのよ」 と言って、 女王は非常に泣いた。 侍従も涙でものが言えないほどになっていた。 「乳母《まま》が申し上げましたことはむろんでございますが、 そのほかに…

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸1ヶ月前

【10分で聴く源氏物語 第14帖 澪標8】住吉詣で源氏の一行と重なった明石の君は、人数でない身の上を嘆き参詣をずらす。京に迎えたいという源氏の手紙が来た。源氏の愛が続くのか明石の上、入道も悩むby😿🪷【源氏物語468 第14帖 澪標42】こんな時に御幣(みてぐら)を差し上げても神は目にとどめにならぬだろう。祓いのために浪速に船をまわして明石の君の船は去った。 〜こんな時に自分などが貧弱な御幣《みてぐら》を差し上げても 神様も目にとどめにならぬだろうし、 帰ってしまうこともできない、 今日は浪速《なにわ》のほうへ船をまわして、 そこで祓《はら》いでもするほうがよいと思って、 明石の君の乗った船はそっと住吉を去った。 こんなことを源氏は夢にも知らないでいた。 夜通しいろいろの音楽舞楽を広前《ひろまえ》に催して、 神の喜びたもうようなことをし尽くした。 過去の願に神へ約してあった以上のことを源…

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸1ヶ月前

【10分で聴く源氏物語 第18帖 松風1〈まつかぜ〉】入道夫人の祖父の中務卿親王の別荘が、嵯峨の大井川の側にあった。入道は、明石の上と姫君の住まいにしようと手入れをする by 🐱🍁【源氏物語577 第18帖 松風1】東の院が落成したので 花散里をはじめ夫人達を源氏は移らせた。中央の寝殿は源氏が休憩したり客を招いたりした。 〜東の院が美々しく落成したので、 花散里《はなちるさと》といわれていた夫人を源氏は移らせた。 西の対から渡殿《わたどの》へかけてをその居所に取って、 事務の扱い所、家司《けいし》の詰め所なども備わった、 源氏の夫人の一人としての体面を 損じないような住居《すまい》にしてあった。 東の対には明石の人を置こうと源氏はかねてから思っていた。 北の対をばことに広く立てて、 かりにも源氏が愛人と見て、 将来のことまでも約束してある人たちのすべてを そこへ集めて…

力が抜ける!思うように身体が動く! <踊る身体の骨&コツ>1ヶ月前

ロックバレエ『GENJI』 リハに行ってきました今日はBAJ バレエ芸術推進協会としての活動 来週行われるロックバレエ『GENJI』の リハーサルにお邪魔してきました トップで活躍するダンサーさんたちの踊りを 間近で見るのはとても興味深いですね! コンテンポラリーの平山素子さんが振り付けなので ちょっとしたダンス言語の違いが見えるのも面白いです バレエとは少し違うタイプの動きやステップ 身体(特にボディ)のしなやかな使い方 素子さんとアシスタントの方 コーディネーションがすごい! え〜!って言いながらも やってみるとできちゃうのは さすがにプロですよね〜👏👏 死を前にした光源氏 ワイルドでかっこいい (でも友達に雰囲気似ててちょっと笑う) …

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸1ヶ月前

【10分で聴く源氏物語 第13帖 明石8 】源氏は明石の君を訪ねる。月夜の景色が美しい。紫の上が恋しい。この馬に乗って京まで行ってしまいたい源氏‥紫の上を思いつつ それはそれ これはこれby🐈‍⬛🪻【源氏物語382 第13帖 明石44】秋になり源氏も寂しさを感じる。明石入道に娘をこちらに寄越すようにいうが 娘はそうしたことができぬ自尊心があった。 〜明石ではまた 秋の浦風の烈しく吹く季節になって、 源氏もしみじみ独棲みの寂しさを感じるようであった。 入道へ娘のことをおりおり言い出す源氏であった。 「目だたぬようにしてこちらの邸《やしき》へ よこさせてはどうですか」 こんなふうに言っていて、 自分から娘の住居《すまい》へ通って行くことなどは あるまじいことのように思っていた。 女にはまたそうしたことのできない自尊心があった。 田舎の並み並みの家の娘は、 仮に来て住んでいる京の人が誘惑すれ…

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸1ヶ月前

【10分で聴く源氏物語 第13帖 明石4】明石入道は、溺愛する一人娘の婿にと切望しながら無遠慮には言い出せない。明石の君は自分の身分の低いのを悲しむけど、明石は愛情深い両親がいる‥紫の上は‥by😿🪻【源氏物語356 第13帖 明石18】須磨は寂しく静かであったが、明石は漁村も賑やかに見える。いろいろな良さを発見されていって慰められた。 〜あの晴れ間もないようだった天気は名残なく晴れて、 明石の浦の空は澄み返っていた。 ここの漁業をする人たちは得意そうだった。 須磨は寂しく静かで、 漁師の家もまばらにしかなかったのである。 最初ここへ来た時にはそれと変わった漁村のにぎやかに見えるのを、 いとわしく思った源氏も、 ここにはまた特殊ないろいろのよさのあるのが、 発見されていって慰んでいた。 🪻【源氏物語357 第13帖 明石19】明石の入道は溺愛する一人娘のことでは源氏の注意をひこうとする。…

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸1ヶ月前

【10分で聴く源氏物語 第13帖 明石3】父帝は住吉の神のことを仰せられ、源氏は明石へ行くことに決めた。明石入道は海辺にも山手にも邸宅があり、財物のための倉庫町もある。明石入道はお金持ち🌟by🐱🪻【源氏物語350 第13帖 明石12 】夢の中でも父帝は住吉の神のことを仰せられた。源氏は明石へ居を移す決心をした。 〜源氏は夢も現実も静かでなく、 何かの暗示らしい点の多かったことを思って、 世間の譏《そし》りなどばかりを気にかけ 神の冥助《みょうじょ》にそむくことをすれば、 またこれ以上の苦しみを見る日が来るであろう、 人間を怒らせることすら結果は相当に恐ろしいのである、 気の進まぬことも自分より年長者であったり、 上の地位にいる人の言葉には随《したが》うべきである。 退いて咎《とが》なしと昔の賢人も言った、 あくまで謙遜《けんそん》であるべきである。 もう自分は生命《いのち》の危いほど…

Yuna11の日記1ヶ月前

六条御息所② 夕顔の君昨日の続き。 さて 源氏は 北山で療養する直前に 六条御息所への渡りが 途絶えがちな中 新しい恋人ができていました。 夕顔です。 その前に 源氏が宿直のある夏の夜 頭中将など貴公子達が集まり メンズ会が開かれてました。 会では 中流階級出身の女が魅力的だと 盛り上がりましたが その中でも とりわけ 頭中将の過去の恋人の話が 強く印象的だった源氏でした。 しばらく経ったころ 源氏は惟光と 中流階級の町中に行く機会があり その中で 夕顔の花が美しく咲く家を 見つけました。 惟光が その家の住人に許可を得て 夕顔の花を取って 源氏に持って来ようとしたところ 家の子どもらしき 女の子が現れ 「なよなよ…

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸1ヶ月前

【10分で聴く源氏物語 第13帖 明石1】この世は滅んでいくのではないかのような 大風が吹いて、海潮が満ち、高く立つ波の音は岩も山も崩してしまうように響いた‥天変地異に皆 冷静でいられない by 😿🪻【源氏物語339 第13帖 明石 1】雨風は止まず雷鳴もとどろいていた。この頃の夢は怪しいものが来て誘おうとするものばかり。源氏も冷静ではいられなかった。 〜まだ雨風はやまないし、 雷鳴が始終することも同じで幾日かたった。 今は極度に侘《わび》しい須磨の人たちであった。 今日までのことも明日からのことも心細いことばかりで、 源氏も冷静にはしていられなかった。 どうすればいいであろう、 京へ帰ることもまだ免職になったままで 本官に復したわけでもなんでもないのであるから 見苦しい結果を生むことになるであろうし、 まだもっと深い山のほうへはいってしまうことも 波風に威嚇されて恐怖した行為だと人に見…