【教育】息子が不登校になりました_リターンズ(その22) (original) (raw)

こんにちは!えでゅあです。

2023年、小学6年生の夏休み後から突如学校へ行くことができなくなり、不登校に息子がなってしまいました。そんな息子を理解し、一緒に解決策を探すために日々奮闘しています。この記事は自問自答を繰り返す毎日を私なりに形として残し、同じような悩みを持っている方と共有したいと思い執筆しています。前回の記事はこちらです。

edua.hatenablog.com

前回の記事からの近況や新たに行動したことをお伝えしたいと思います。

優しさは持っている!

先月始業式も始まり、9月がスタートしました。息子本人は良くも悪くも大きな変化はありません。そんな中で私個人として嬉しかったことが2つありました(また後で優しさを感じたことは述べます)。

まずは、友達と遊べたこと。本当に心から信頼していることが行動から見て取れます。何故かというと、「動きがとにかく早い」そうなんです。びっくりするぐらい時間に間に合うように準備して、服も着替えて出発するんです(普段はパジャマのまま昼までゴロゴロやってます)。本来はものすごく責任感が強く、時間にルーズなことは許せないタイプ、それを彷彿とさせる姿には、「懐かしい」という表現が適しているかわかりませんが、出かけていく後ろ姿にいつも笑ってしまいます。ここから1つ分かることがあります。

やりたいこと、大切なことには自ら行動できる。

承認欲求を私たちは求めている

少し蛇足になりますが、大人になると責任や義務といったことが、誰に言われる訳でもなく自ら背負ってしまいます。これは学校教育のときから私たちは「他者のためになることをやらなければならない」、そしてその行動への評価として「ありがとう、頑張ったね」と言われます。人にはいくつかの欲求があり、その中でも上位にある「承認欲求」と呼ばれるものです。心理学ではマズローの欲求5段階説などが有名です。私も他者から「ありがとう」と言われるために貢献しようとしていた時期があります。

マズローの欲求5段階説

1. 生理的欲求: 食事や睡眠など、生きるために必要な基本的欲求。

2. 安全欲求: 生命や健康の安全、安定した生活環境の確保。

3. 社会的欲求: 家族や友人との愛情、所属、社会的つながり。

  1. 承認欲求: 他者からの尊敬や自己評価を高める欲求。

5. 自己実現欲求: 自分の能力や可能性を最大限に発揮する欲求。

この承認欲求を満たすことが私たちが内面的に求めているものだと私たちは小さな頃から教育や生活をとおして学習しています。他者から「よくやったね」とか「ありがとう」と言われると嬉しいもので、それは否定されるものではありません。でも現代ではこの承認欲求を満たすことが大切だと教えられすぎて、いびつな形になってしまっています。

そして、この承認欲求には危険な落とし穴があります。それは、「必ず得られるものではないこと」ということ。こんな経験はありませんか。

自分が思っていたよりも感謝されなかった

私たちが他者に対して貢献しようと、「やってあげた」ことに対して「ありがとう」と思うかどうか、それに対してどんな行動を取るかは他者が決めることです。しかし、私たちは他者が決めることまであたかも自分たちの権利のように思うほど、この承認欲求は拡大してしまっています。

先ほどの図をみてもらうと気づいていると思いますが、実は私たちの最大の欲求はマズローによると承認欲求ではありません。

自己実現欲求を満たせ

この自己実現欲求は「 自分の能力や可能性を最大限に発揮する欲求」です。つまりは、持って生まれたものを活かしたいということ。これこそが人が一番満たしたいものだというのです。自ら持って生まれた能力を活かして生きられ、仮にその状態で他者へも貢献できたら最高だと私も思っています。 このことからも分かることがあります。それは、

自分のやりたいことをやっている時点で幸せ。それが他者へ承認されればもっと嬉しい。

先ほどのように承認欲求が全てだと思うと、どうしても他者からの反応が想像していたものより低かった場合に、欲求は満たされず否定的な感情が湧き上がってしまいます。しかし、この自己実現欲求を満たそうとすれば、相手の反応が仮になかったとしても、すでに満たされていると感じることができます。じゃあどうすればやりたいことって見つかるの?そんなふうに私も考え、八木仁平さんの著書『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』がとても参考になっています。興味があれば確認してみてください。

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド

子どもたちにとって承認欲求を満たすことは学校で嫌と言うほど教えられているものですが、その意味は「自分<<他者」つまり、他者を大切にすることが大きくなりすぎています。最も大切なことは自らを満たすこと。これが本当の健全な欲求を満たす姿だと思います。

優しさの再認識

話を元へ戻し、息子の「優しさ」を実感したこと。それは、祖父母の家に行ったときのことです。実は先日祖父母がコロナウィルスに感染し、祖父は1週間ほどで調子は戻りましたが、祖母は入院していました。なかなか調子も戻らず、普段2人で暮らしている中で一人ですべて家事をこなさないいけない環境は祖父にとっても負担が大きいものでした。その中私たちのできることは限られていますが、「元気をあげたい」と心から想い、仕事終わりに子どもたちへ「会いにいかない?」と伝えると、弟や妹は「いいよ!」と即答。息子は寝転んだままゲームをしていましたが、「行って元気づけてあげない?」というと、友達と遊びに行く速さで準備をしてくれました。やるときとやらないときの行動がはっきり分かれていること、だからこそ、この行動は「心からやりたいと思ってくれているんだ」そう実感したときは嬉しくて胸が高鳴りました。

幸い家も近く、車で約10分、到着すると久しぶりに会う祖父の姿。何とかやっているから大丈夫とのことで一安心し、入院中の祖母へ写真を送ることにしました。自撮りをするように私がカメラを構え、子どもたちと祖父、そして私でパシャリ。母へその写真を送り、入院中の祖母へ届けてもらうことにしました。家に帰りゆっくりとそのときの写真を見ていると、1つ気づいたことがありました。

息子がピースしている!

衝撃的な写真につい一人で爆笑してしまいました。何ヶ月ぶりのピースを見たでしょう。小さな変化でも本当に嬉しかった。

今日の息子への一言

「祖父母の家に行ってくれたときは本当に嬉しかったし、祖父とも喋ってくれていて、自分では気づけていないと思うけど、周りに元気をたくさん与えてくれていたよ。ありがとう!その優しさがあればきっと自らも、そして多くの人を幸せにしてあげることができるよ。」

家族のことで悩まれている方、同じように不登校で悩まれている方に少しでもお役に立てると幸いです。そして、同じ境遇で悩んでいる皆さんと一緒に一歩ずつ前に進んでいきたいと思っています。いつか素晴らしい経験として振り返られる日が来ることを信じて。

それでは。。。続きはまた!

この記事に対して何でも良いので、いいねやコメントいただけるとやる気に繋がり嬉しいです。

次回も気が向くままに

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多くの人の力になりたいと思っています。

前回までの記事はこちら

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