【教育】息子が不登校になりました_リターンズ(その25) (original) (raw)
こんにちは!『えでゅあ』です。
2023年、小学6年生の夏休み後から突如学校へ行くことができなくなり、不登校に息子がなってしまいました。そんな息子を理解し、一緒に解決策を探すために日々奮闘しています。この記事は自問自答を繰り返す毎日を私なりに形として残し、同じような悩みを持っている方と共有したいと思い執筆しています。前回の記事はこちらです。
前回の記事からの近況や新たに行動したことをお伝えしたいと思います。
カウンセリングでの新たな一歩
10月3日、息子が再びカウンセリングに参加しました。今回は私ではなく、妻が同行し、息子と一緒に行ってくれました。カウンセリング中、息子は市内の大学生とジェンガを楽しんだそうです。これまで息子はジェンガをやったことがありませんでしたが、「楽しかった」と自ら口にしたことが、私にとっても大きな出来事でした。
妻が語る息子の様子は、いつもよりも開放的で、笑顔がこぼれていたと言います。その話を聞いたとき、私の心にもほんの少し温かい光が差し込むような感覚がありました。日常の中でなかなか笑顔を見せることが少ない息子が、楽しそうに遊ぶ姿を想像しながら、胸が少し軽くなったのです。家に帰る途中、息子が車内でその楽しい時間を妻に語ってくれたことも、私にとっては小さな希望の一歩でした。
家族以外との交流がもたらす成長
カウンセリングの先生からは、「少しずつ家族以外の人と接する時間を持つことが重要だ」とアドバイスをいただきました。不登校の子どもたちが集まり、遊ぶイベントへの参加などが良いと提案されました。確かに、家族以外の人と触れ合うことは、息子にとって新たな一歩となるはずです。
親としても、家族だけでは提供できない成長の機会を見つけてあげることが、息子にとって重要だと感じています。社会で生きるための協調性や共感力は、家族の外の世界で育まれる部分が大きいと考えています。人と関わり合うことで、新しい視点や感覚を得て、少しずつでも社会へと歩み出す力を養ってほしいと願っています。
親としての葛藤と希望
カウンセリングは、息子にとってだけではなく、親にとっても重要な時間です。カウンセラーという他者に自分の思いを言葉にすることで、私も自身の不安や葛藤と向き合う機会を持つことができています。親として、未来をどう見つめるべきか、どう息子と共に進んでいくべきか、日々の中で考えるたびに不安が募ります。
今を基準に考えると、未来が不安に包まれ、狭く感じてしまうことがよくあります。しかし、未来から逆算して今を見つめることで、少しずつ解決策が見えてくるはずだと信じています。それでも、不安が強くなると、思考のバランスが崩れがちです。だからこそ、カウンセリングで私も冷静さを取り戻し、息子の未来を前向きに見つめ直すことができています。
息子の小さな前進
今週の登校について、月曜日から木曜日までは学校へ行くことができませんでした。仕事が忙しく、私もサポートできる時間が十分に取れませんでした。しかし、金曜日の夕方、19時という少し遅い時間に、息子は何とか妻と学校へ足を運び、先生と話すことができました。
この登校は、私たちにとっても大きな前進でした。普段の授業時間ではなく、放課後という柔軟な時間にでも、学校に行くことができたのは、息子が学校という場所へのハードルを少しずつ下げている証かもしれません。今回、先生とは近々行われる校外学習について話し合い、息子は帰りの車内でそのしおりをじっと眺めていました。彼が少しでも興味を持ってくれたなら、その気持ちを大切にして、校外学習に向けて環境を整えていきたいと思っています。
小さな変化、大きな希望
今回のカウンセリングや登校を振り返ると、大きな変化はまだ感じられませんが、毎月参加しているカウンセリングへの抵抗がなくなり、その時間を楽しめるようになっていることが、私たちにとって大きな進展です。焦ることなく、少しずつ機会を提供し続けることが、息子が前に進むために必要なことであり、その一歩一歩が未来に繋がると信じています。
非日常的な体験や、新しい環境に身を置くことが、息子の心に新たな刺激を与える機会となることを願い、これからも息子をサポートしていきたいです。焦る気持ちは残るけれど、その感情も受け入れながら、息子と共に未来を探す道を歩んでいこうと思います。
今日の息子への一言
「今週はカウンセリングと学校への登校、1回じゃなくて2回外での体験をすることができたね。緊張もしたかもしれないけど家にいるときはしっかり休んで自分らしくいてほしい。社会と関わることは大人でも苦労している人は多くいる課題だからすぐ解決はできないかもしれないけど、そんな不完全さも楽しみながら歩んでいこう。」
10月4日は愛犬の15歳の誕生日でした!いつも心の支えになってくれている大切な存在。これからも元気で一緒に素敵な時間を過ごそう!
家族のことで悩まれている方、同じように不登校で悩まれている方に少しでもお役に立てると幸いです。そして、同じ境遇で悩んでいる皆さんと一緒に一歩ずつ前に進んでいきたいと思っています。いつか素晴らしい経験として振り返られる日が来ることを信じて。
それでは。。。続きはまた!
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次回も気が向くままに
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多くの人の力になりたいと思っています。
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